施設統括部ニュース

2015年日本建築学会賞(業績)を受賞しました。

 本学の東山キャンパスの創造的再生に向けた、施設の総合的な戦略・企画・計画から実施運用に至る、この10 年余りのキャンパスマネジメントの実践的取り組みが「名古屋大学キャンパスマネジメントによる創造的再生」として、2015年日本建築学会賞(業績)を受賞しました。日本建築学会賞の業績部門は近年中に完成した学術・技術・芸術などの進歩に寄与する優れた業績 (論文・作品・技術部門以外)に贈られるものです。
 東山キャンパスは、高度経済成長期以降、施設が著しく増加し、建て詰まりや老朽化が進行していましたが、建築系教員組織である施設・環境計画推進室・工学部施設整備推進室と事務組織である施設管理部が主体となり、教職協働でキャンパスの課題を解決し、創造的再生を実現するとともに、名古屋大学の個性や経営理念を活かしたキャンパス空間を創出し、教育、研究や運営に貢献してきました。
 通常困難を伴うキャンパスマネジメントを、教職員が一体となった組織を構成することにより、実効力をもって実施しており、また、研究会や勉強会の積極的な開催など、多くの情報を発信しており、全国の大学への波及効果が大きい取組となっていることが高く評価されました。

賞状

賞状

授賞式の様子

授賞式の様子