施設マネジメントにおける施設情報管理システムを活用している名古屋大学，北海道大学をはじめとする１０大学の施設系職員約３０名が参加し，施設情報管理に関する意見交換会が開催されました。
 各大学における施設情報管理システムの導入経緯・活用状況・課題等を報告した後，システムを活用する上での問題点，施設マネジメントへの活用方法などについて活発な意見交換を行いました。今後もお互いに情報交換を進め，各大学の施設マネジメントシステムのより有効な活用を図ることとしました。

意見交換会の模様

 名古屋大学では、11月21日・22日の日程で「東海・北陸地区国立大学法人等施設系課長補佐・専門員級研修会」を開催し、その一環として21日に全国仮設安全事業協同組合中部支部の協力の元で「枠組み足場の手すり先行工法」の講習会が行われました。
 講習会には研修会参加者だけでなく、その他の東海北陸地区施設担当職員も参加し、建設現場での転落死亡災害の現状、手すり先行工法の概要、従来型工法との比較、厚生労働省における手すり先行工法に関するガイドラインの解説などの説明を受けました。また屋外にて、実際に手すり先行工法足場の組立・解体の実演、チェックリストを用いた足場の安全点検を各メーカー担当者に行って頂き、「枠組み足場の手すり先行工法」についての理解をより一層深めることができました。

山口施設管理部長による研修趣旨説明

手すり先行工法の組立・解体実演

 鶴舞団地における土壌汚染対策調査及びＲＩ施設放射性能除去工事について、当工事の請負業者である大成建設㈱・㈱ダイセキ環境ソリューション・㈱千代田テクノル及び住友重機械工業を講師に招き、勉強会が行われました。
 今回の勉強会には、施設管理部職員だけでなく他部局の施設担当職員・岐阜大学・名古屋工業大学の職員の方々も参加し、土壌汚染対策に係る法令・フロー、名古屋大学における調査・工事内容、調査結果、サイクロトロン撤去に係る高度な技術についての説明を受け、工事に携わった方の経験談等も聞く事が出来、有意義な勉強会となりました。

勉強会の模様

 全学教育等改修工事、理学部B館改修工事、第２実験棟改修工事の完成を受け、平野総長はじめ理事の方々による視察が行われました。　

完成した全学教育等の大講義室にて
AV機器の説明を聞く平野総長

完成した理学部B館を視察する平野総長