施設統括部ニュース

第5回大学施設マネジメント研究会を開催。 

 名古屋大学では、第5回目となる『大学施設マネジメント研究会』を開催し、中部地方を中心とする国公私立大学・官庁・民間企業から百名を超える参加者が出席した。
 杉浦施設担当理事の挨拶、文部科学省文教施設企画部菅野参事官補佐による来賓挨拶に引き続き、早稲田大学文化推進部調査役の尾崎氏による「早稲田大学におけるキャンパス整備について」、株式会社早稲田大学ファシリティマネジメントの小野寺氏による「早稲田大学における施設管理の状況について」の二題の講演が行われた。
 第二部のパネルディスカッションには、名古屋大学施設計画推進室の松岡准教授、恒川講師、施設管理部の山口部長も参加し、大学施設マネジメントのあり方について活発な意見交換、質疑応答が行われました。

来賓挨拶之写真

文科省菅野参事官補佐による来賓挨拶

講演の模様

早稲田大学尾崎調査役による講演の模様

病院系FM研究分科会を開催。

 名古屋大学では、東海・北陸地区の国公私立大学病院による『病院系FM研究分科会』を開催しました。本分科会は、病院系特有の施設マネジメント手法・ベンチマーキングや問題点等について情報交換を行う場として、平成20年5月に名古屋大学を始めとする10大学の参加により設置された。
 今回の分科会は、近隣病院及び中部経済産業局も参加し、各機関の施設概要・光熱水量・施設維持管理経費等の施設運営費等調査結果について活発な意見交換が行われました。

分科会の模様

分科会の模様

平野総長を始め杉山・高橋・宮田理事による大幸団地外国人研究者宿泊施設の視察が行われました。 

視察の様子その1
視察の様子その2

安全衛生管理に関する講演会を開催しました。 

 名古屋大学環境安全衛生推進本部では、環境安全衛生管理体制のあり方や、全学の構成員の環境安全衛生に関する意識の向上を目的とした講演会を毎年行っています。
 本年度は、大阪大学安全衛生管理部副部長・山本教授を迎え「実験事故解析から考える大学の衛生管理」に関する講演を開催し、平野総長を始め理事・部局長・評議員・事務企画連絡協議会メンバー70余名が出席しました。
 会場を別にし、一般教職員を対象とした講演会も開催され、東海地区国公私立大学からの出席者も含め70余名が参加し、活発な質疑・意見も相次ぎ有意義な講演会となりました。

講演会の模様その1
講演会の模様その2

講演会の模様

大幸団地の外国人研究者宿泊施設を杉浦施設担当理事が視察されました。 

視察の様子その1
視察の様子その2

第4回名古屋大学ホームカミングデーにおいて、「名古屋大学の施設整備状況」「環境・省エネ活動の研究事例」に関する展示を行いました。

 10月18日に開催された第4回ホームカミングデーにおいて、施設管理部及びエネルギーマネジメント研究・検討会(EM研)は、「名古屋大学の施設整備状況・環境配慮の取り組み」、「環境・省エネ活動の研究事例」に関する展示パネルをそれぞれ出展し、同窓生や保護者に対して最近の完成建物概要の説明や、研究事例の説明を行いました。

「名古屋大学の施設整備状況」の出展ブースの模様その1
「名古屋大学の施設整備状況」の出展ブースの模様その1

「名古屋大学の施設整備状況」の出展ブースの模様

「環境・省エネ活動の研究事例」の出展ブースの模様その1
「環境・省エネ活動の研究事例」の出展ブースの模様その1

「環境・省エネ活動の研究事例」の出展ブースの模様

「環境・省エネ活動の研究事例」の出展ブースの模様その3
「環境・省エネ活動の研究事例」の出展ブースの模様その4

平成20年度名古屋大学地震防災訓練が実施されました。

 名古屋大学地震防災訓練が10月9日に実施され、突発地震が発生したことを想定して情報伝達・安否確認・避難訓練及び部局独自の訓練等を行いました。今年度の情報伝達訓練は電子メール・FAX送信の他に、アマチュア無線による一斉放送により行われました。(アマチュア無線クラブの活動についてはこちらをご覧下さい。)
 また、事務局本部では、救護訓練、自家発電機の操作訓練、仮設トイレの設置訓練、応急危険度判定訓練、消火栓・消火器の取扱訓練等も実施されました。

災害対策統括本部の写真

災害対策統括本部(中央は平野総長)

消火栓の取扱訓練の模様

消火栓の取扱訓練の模様

消火器の取扱訓練の模様

消火器の取扱訓練の模様

仮設トイレの設置訓練の模様

仮設トイレの設置訓練の模様

自家発電機の操作訓練の模様

自家発電機の操作訓練の模様

消アマチュア防災無線による情報伝達訓練の模様

アマチュア防災無線による情報伝達訓練の模様

全学教育棟の中庭を整備しました。

 この度、学生の福利厚生の充実を目的に整備された全学教育棟の中庭が完成しました。この計画は、学生や教職員からなるPAPLA(Public Art Project for Liberal Arts)というグループによる提案を基に作られており、そのコンセプトは「みつけるにわ」です。ここで多くの学生が集い、専門的な学問や生涯の目的など、何かを見つける中庭、教養教育の意味を考える場となるようにと計画されました。
 中庭中央のモニュメントは、屋根により日陰と休息の場を提供し、日時計としても機能するように考えられています。また、各所にベンチが設けられおり、その寸法は近代の著名な建築家ル・コルビジェのモジュールという寸法単位を用いています。その他、ドライミスト空調による夏季の快適な屋外環境の提供も期待されます。
 またこの中庭には、パリを拠点に活躍するフェリーチェ・ヴァリーニ氏によるアートがほどこされており、そのタイトルは≪Venti Punti Dieci Rete(20の点と10の直線)≫です。断片に見える赤い線が、ある一点に立つとすべてつながり、整合的な幾何形態になります。中庭に入る通り道に設定されたそのポイントを出発点として、様々な地点地点・角度から鑑賞して楽しむことが出来ます。

全学教育棟の中庭写真

全学教育棟の中庭

ヴァリーニ氏によるアート

ヴァリーニ氏によるアート

名古屋大学の「リアルなどこでもドア」(イベント用電源盤)が、メーテレの「ナニコレ珍百景」で放映されました。

 『名古屋大学の構内にたたずむ1枚のドア…。まさかあの“どこでもドア”が現実のものに!?回り込むと、わずかな奥行きが確認できるこのドア、学生たちも存在すら知らなかったというその正体は…、隣接する野外ステージで使用するための電源設備を保護するために建てられたものでした。』
 8月27日放送の「ナニコレ珍百景」(メーテレ・毎週水曜19時より放送中)にて、名古屋大学の図書館前グリーンベルトに設置してあるイベント用電源盤が放映され、珍百景に登録されました。
 施設管理部の山口部長も出演して、この珍百景の説明をしました。

放送画像

8月27日放送「ナニコレ珍百景」の模様

「大学等における省エネルギー対策に関する研修会」(文部科学省主催)において、名古屋大学の省エネ活動事例を紹介しました。

 文部科学省の主催により、「大学等における省エネルギー対策に関する研修会」が平成20年7・8月中に全国5会場で開催されました。大学および研究機関等のトップマネジメントとしての省エネルギー対策から、実務者における省エネ対策まで、幅広く理解を深めることにより、各機関のより効果的な省エネ活動の推進をはかることが目的です。
 今年度は省エネ法の改正概要の解説や、大学等のさまざまな省エネ対策事例が紹介されました。名古屋大学も第1回目の大阪会場をはじめ会期中の全会場で事例発表を行いました。

例発表の模様(H20.8.19仙台会場)

事例発表の模様(H20.8.19仙台会場)

事例発表の模様(H20.7.29福岡会場)

事例発表の模様(H20.7.29福岡会場)

第1回省エネ移動講座が開催されました。

 財団法人省エネルギーセンターの主催により、八月二十六日(火)に名古屋大学を会場に省エネルギー活動に関する『平成二〇年度第一回移動講座』が開催され、中部地方を中心に関東・関西・九州地方から民間企業・大学関係者など五〇名を超える参加がありました。
 昨年度、名古屋大学が省エネルギー優秀事例全国大会「経済産業大臣賞」、及び愛知環境賞「優秀賞」を受賞したことから、名古屋大学が移動講座の会場に選ばれたもので、「名古屋大学における省エネ活動の概要と経済学部における省エネ対策の実践」、「名古屋大学における省エネルギー活動について」の二題が発表されました。
 その後、東山キャンパス六か所の省エネ検証の現地見学が約一時間かけ行われ、見学後には活発な意見交換がなされました。

省エネ移動講座の様子

省エネ移動講座の様子

現地見学会の写真

現地見学会で省エネ検証について
説明を受ける参加者

第3回七大学安全衛生管理担当者連絡協議会を開催しました。

 本協議会は、当番校である名古屋大学の野依記念学術交流館で開催され、各大学の安全衛生管理担当者約50名が出席しました。本大学の杉浦理事(環境安全担当)による開会の挨拶の後、6月に各地区で開催された研究会について報告がありました。
 今回の協議テーマである「作業環境測定」、「労働安全衛生への取り組み」に関して、本大学の山根隆環境安全衛生管理室長、押田芳治保健管理室長から名古屋大学の現状について、各大学の担当者からも現状と課題等の報告があり、その後も種々意見交換が行われ、盛況のうちに協議会は終了しました。

開会挨拶の様子

杉浦理事による開会挨拶

協議会の模様

協議会の模様

理事を始めとする関係者の方々により、学外施設調査を実施しました。

 7月24、25の両日、杉浦理事、杉山理事、佐分理事を始め、各関係部署の担当者により中津川研修センター、木曽福島山の家、蓼科宿泊所等、学外施設の管理体制・利用状況及び建物の不具合状況等について調査を行いました。 

中津川研修センター(外観)

中津川研修センター 外観

中津川研修センター(体育館)

中津川研修センター 体育館

木曽福島山の家(外観)

木曽福島山の家 外観

木曽福島山の家(宿泊室)

木曽福島山の家 宿泊室

蓼科宿泊所(外観)

蓼科宿泊所 外観

蓼科宿泊所(厨房)

蓼科宿泊所 厨房

中部地区大学環境安全研究会を開催しました。

 本研究会は、各地区における教育・研究に即した安全安心な教育・研究環境の確保を目指し、各大学の今後の対応を検討する研究会として位置付け、東京大学・京都大学・大阪大学の協力を得て開催したもので、中部地区の17の国立・公立・私立大学等から80余名が出席しました。
 東京大学環境安全本部副本部長の小山富士雄特任教授による基調講演を始め、本大学の環境安全衛生管理室長の山根隆教授、東大富田賢吾助教、京大安藤昌彦准教授、阪大山本仁教授らによる講演が行われ、質疑応答の際も数多くの質問・意見があり、盛況のうちに研究会は終了しました。
 今回の研究会は、第一回開催であったために講演による勉強会形式としたが、来年以降は、各大学の抱える問題を共有する討論形式の研究会に発展させて開催することとしています。

小山環境安全本部副本部長

東京大学 小山環境安全本部副本部長

研究会の模様

研究会の模様

工学部1号館において消防訓練が実施されました。

 この訓練は、危険物安全週間の一環として、工学部危険物施設を対象に工学研究科と名古屋市千種消防署合同により実施されたものです。駿河湾沖を震源とする震度6弱程度の地震に伴い、2階実験室において危険物品を伴う火災が発生し、3名の逃げ遅れた者がいるとの想定で行われました。訓練には、工学部職員約30名、消防署から約50名(消防車等8両)が参加して大々的な訓練が行われ、訓練後は千種消防署予防課長の講評後、山根義宏工学研究科副研究科長の挨拶があり無事終了しました。

要救助者をはしご車から救出する訓練

要救助者をはしご車から救出する訓練

ユーザー満足度調査の様子

特殊化学隊の訓練

第4回「大学施設マネジメント研究会」を開催しました。

 名古屋大学は、第4回目となる『大学施設マネジメント研究会』を開催し、中部地方を中心とする国公私立大学・官庁・民会企業から百名を超える参加者が出席しました。
 NPO法人ガイア・イニシアティブ代表野中ともよ氏、環境学研究科長林良嗣教授による2題の講演、地域連携による大学施設マネジメントのあり方についてのパネルディスカッション等が行われ、活発な意見交換が行われました。
 『大学施設マネジメント研究会』は、施設資産の有効活用を図る国公私立大学や自治体、施設マネジメントサービスを提供する企業による、情報共有と意見交換の場として発足したものであり、今後も継続して施設マネジメントの諸課題について議論を進めていくこととしています。

講演の写真

講演をする野中ともよ氏

パネルディスカッションの模様

パネルディスカッションの模様

H19年度完成物件を平野総長が視察されました。

研究会の様子

全学教育棟

研究会の様子

工学部3号館

研究会の様子

理学部CD館

研究会の様子

工学部6号館

研究会の様子

保健学科校舎

研究会の様子

保健学科体育館

研究会の様子

医系校舎2号館

研究会の様子

鶴舞団地緑道2号

「医学部附属病院門及び外塀」の文化財登録プレートを設置しました。

 鶴舞団地の「医学部附属病院門及び外塀」が平成19年10月2日付けで登録有形文化財に登録され、この度、文化庁より受領した文化財登録プレートを設置しました。
 建造物の文化財登録制度は、平成8年の文化財保護法改正に伴い導入されたもので、国の文化財への登録は、愛知県内の国公立大学では初めてのことです。
 登録対象の「医学部附属病院門及び外塀」は、1914(大正3)年に建設、1930(昭和5)年に改修された旧県立医学専門学校、旧県立愛知病院の正門や外塀など3件からなります。門柱は花崗岩の方柱で、そのデザインは病棟基壇の柱にも引用されています。外塀は当初の煉瓦造にスクラッチタイルと幾何学模様のテラコッタで改修し仕上げたもので、昭和初期の建築材料の質の高さやデザイン傾向を窺うことができます。
 登録基準として、建設後50年を経過し、「国土の歴史的景観に寄与しているもの」「造形の規範となっているもの」「再現することが容易ではないもの」のいずれかに該当することが条件として定められており、今回の登録は「造形の規範となっているもの」として認められたことによるものです。

病棟前の医学部附属病院門の写真

病棟前の医学部附属病院門後方に
設置された文化財登録プレート

文化財登録プレートの模様

文化財登録プレート

旧県立愛知病院正門及び外塀の写真

病棟の前面に位置する
「旧県立愛知病院正門及び外塀」

旧県立医学専門学校正門及び外塀の模様

敷地南辺の立体駐車場前面に位置する
「旧県立医学専門学校正門及び外塀」

旧県立愛知病院通用門及び外塀の写真

敷地の南東角に位置する
「旧県立愛知病院通用門及び外塀」

登録有形文化財登録証

登録有形文化財登録証

名古屋大学が「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞しました。

 名古屋大学におけるファシリティマネジメントの取り組み「国立大学法人名古屋大学における戦略的ファシリティマネジメントの実践」が、社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)が主催する第2回日本ファシリティマネジメント大賞で「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞しました。
 この賞は、ファシリティマネジメント(FM)に関する優れた業績及び功績のあった、組織と個人を表彰することにより、日本国内におけるFMの普及発展に資することを目的として、実施されています。
 今般、名古屋大学ファシリティマネジメント研究会(施設計画推進室、工学研究科、経済学研究科、環境学研究科、施設管理部)を核に行っているファシリティマネジメントの取り組みを応募したところ、昨年の11月20日の審査委員会による現地ヒヤリングを経て、ファシリティマネジメントが大学経営の中で重要な位置づけがされ、大学改革に対して貢献できている事が評価され「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞しました。

講演会

名古屋大学が「経済産業大臣賞」を受賞しました。

 名古屋大学における省エネルギーの取り組みが、平成19年度省エネルギー優秀事例全国大会で「経済産業大臣賞」を受賞しました。
 この大会は、エネルギー・資源を効率的に活用し製造業をはじめとするあらゆる分野における省エネルギー活動の推進を図り、地球環境問題の大きな課題である温室効果ガス排出量削減に貢献するために開催されています。全国大会に先立ち北海道をはじめ9地区で開催された地区大会でには、全国126事業所から135事例の応募があり、このうち東海地区大会は平成19年9月26日及び27日の2日間、名古屋市公会堂で開催され、名古屋大学を含め18事例の発表がありました。
 その後、地区・中央審査委員会による現地調査を経て栄えある「経済産業大臣賞」(3事例)を受賞しました。

講演会