環境報告書2019表紙 応募作品の紹介
表紙の公募について
名古屋大学環境報告書では、環境報告書をより多くの人に読んでいただくためのPR活動の一環として、2016年度から本学の学生・教職員を対象に表紙作品を公募しています。
2019年度においても魅力あふれる作品が多数寄せられました。ご応募いただいた皆様の自然や環境に対する思いがよく伝わってくる作品ばかりで、自然豊かな名古屋大学キャンパス内に目を向けた作品も多くありました。
この表紙を見て報告書を手に取った方が、本学の教育・研究などを通じたさまざまな環境活動に興味をもっていただくきっかけとなれば幸いです。
今回ご応募いただいた皆様と、大学生協をはじめ公募の周知にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
選考結果・表彰式について
左から上月局長、大賞の宇都さん、優秀賞の西田さん、永渕さん、林編集長
表彰式の様子
表紙作品については、学生や教職員の方々から多数の作品をご応募いただきました。編集チームが中心となり選考した結果、大賞に環境安全衛生管理室 職員の宇都明里さん、優秀賞に理学研究科 博士後期課程3年の西田由佳さん、情報学部1年の永渕紫峰さんの作品が選ばれました。
2019年8月28日、本部1号館にお招きして、表彰式を行いました。上月事務局長から、表彰状と粗品の贈呈とともに、作品について話を伺いました。
応募作品の紹介
大賞
本学のシンボルである豊田講堂と春夏の青々とした緑と青空の下、さまざまな国の学生や職員、近隣住民の方などが過ごす光景をイラストで表現しました。
名古屋大学のシンボルである豊田講堂を背景に先生と学生、様々な国の学生、地域住民の交流の場として名古屋大学のグリーンベルトを思わせる緑を下に描かれている点につて自然との調和から環境に配慮している作品として評価しています。
優秀賞
人間の社会を永続的に豊かにするために、現在私たちに課せられた大きな課題は、かけがえのない地球を守っていくことです。それを成し遂げるためには、緑あふれる世界を育み、後世にもそれをつなげていくことが必要となります。卵形の地球は私たちが「守る」べき対象であることを表し、未来に向けて羽ばたく鳥は「次の世代まで自然あふれる世界を維持していく」ことを表現しています。
中央に世界に羽ばたく鳥をモチーフにして豊田講堂、アメリカ大陸・東南アジアなどを描いた地球を卵に見立て、これからの地球を守り育て、次の世代まで自然あふれる世界を維持していくことを意識して描かれた作品として評価しています。
優秀賞
本学のキャンパス内にはたくさんの自然があります。いつも通っている道でもよく見るとさまざまな綺麗なものに気付きます。そういうありふれたものに安らぐことの大切さをコンセプトにしました。
名古屋大学のシンボルである豊田講堂を背景に花と川と青空を一面に描き、あじさいをポイントに個性ある作品として評価しています。