環境報告書2018表紙 応募作品の紹介

表紙の公募について

 名古屋大学環境報告書では、2016年度から環境報告書をより多くの人に読んでいただくためのPR活動の一環として、本学の学生・教職員を対象とし表紙作品を公募しています。
 2018年度においても身近な環境の豊かさに気付かされたり、環境意識を呼びかけるアプローチを考えるヒントを得たりと、バラエティに富んだ多数の素晴らしい作品の応募があり、その中から入賞作品を選ばせていただきました。この表紙を見て報告書を手に取った方が、名古屋大学を身近に感じ、教育・研究などを通じたさまざまな環境活動に興味をもっていただけるのではないかと期待を込めています。
 今回ご応募いただいた皆様と、大学生協をはじめ公募の周知にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

選考結果・表彰式について

表彰式の写真

表彰式の様子

河口さんと鈴木さんの写真

左から 富田さん、若原さん、上月理事、佐々木さん

 表紙作品については、学生や教職員の方々から多数の作品をご応募いただきました。編集チームが中心となり、選考した結果、大賞については今年の受賞者名に作品が選ばれました。
 2018年8月30日、本部1号館にお招きして、表彰式を行いました。上月事務局長から、表彰状と粗品の贈呈とともに、作品について話を伺いました。

応募作品の紹介

大賞

若原静映さんの大賞作品
企画部企画課計画・評価係 若原静映さん
コンセプト

緑溢れる自然豊かな本学を大切にしたい、本学の環境への取組が世界の環境保全に繋がっていることを表現したい、これらの想いを根底に、豊田講堂と周囲の緑、中央図書館前の緑、青空で本学の自然の豊かさを表現しました。
 四隅には、本学に咲くキンシバイと赤い実のコトネアスター、本学の環境への取組が世界をも豊かに導くことをイメージした地球、その取組や想いが未来へと繋がっていくよう、祈りをリボンに込めて描きました。

編集チームのコメント

地球と本学の風景を包みこむ、植物と絡まり合う柔らかく長いリボンが、身近な自然や環境に対するやさしさや祈りを呼び起こさせてくれます。本学の取組が地球環境保全に繋がる重要な取組であることと、身近な花や果実に目を向けることの大切さ気づかせてくれる作品です。

優秀賞

富田賢吾さんの優秀賞作品
環境安全衛生管理室 富田賢吾さん
コンセプト

楽しさあふれる教育、研究を「地球とともに」。そんなイメージをやわらかめのタッチで表現できたらいいな、と思いイラストにしてみました。

編集チームのコメント

青くて丸い地球、キラリと示される本学、松尾総長の柔和な笑顔を1つの作品上で表現するというユニークな構成に、私たちが暮らす地球環境と本学の「楽しさあふれる教育、研究」がともにある関係であることを感じさせてくれる作品です。

優秀賞

佐々木明日香さんの優秀賞作品
生命農学研究科 佐々木明日香さん
コンセプト

名古屋大学周辺で観察される生き物と豊田講堂をモチーフに、カラフルな色合いで、生き物たちが歌い、舞う、美しい自然環境を表現しました。

編集チームのコメント

キャンパスの豊かな自然の中で力強くいきいきと生命を謳歌する生き物たちに呼応して、見慣れた豊田講堂もカラフルに彩られ、新鮮な気持ちで身近な環境を感じることができます。観る人の元気を湧き出させてくれるエネルギーに満ちた作品です。