施設統括部ニュース

平成28年度CFT構造賞を受賞しました。

 本学の東山キャンパスで平成26年度末に完成したITbM(トランスフォーマティブ生命分子研究所)が一般社団法人新都市ハウジング協会の主催する平成28年度CFT構造賞を受賞しました。
 CFT造とは、鉄筋コンクリート(RC)造・鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造・鉄骨(S)造に続く第4の構造で、鋼管柱(鉄骨柱)にコンクリートを充填することにより、鋼とコンクリートが一体化して両者の特性を引き出せる構造形式であり、耐力・剛性・耐火に優れています。ITbMは、既設建物(旧極超高圧発生装置棟)をエントランスホールに取り込んだ計画としました。そのため部分的に柱間隔が長くなってしまうことから、高耐力のCFT造を採用することで特殊な形状を実現しています。
 平成12年に創設されたCFT構造賞は、過去に52棟の建物が受賞していますが、国立大学法人の建物としてはITbMが初めての受賞となります。これまで受賞建物の多くが高層建物でしたが、ITbMのような中低層建物へのCFT構造普及に繋がる事例という点において高く評価を受けました。

表彰状
表彰状
表彰状

ツーロックキャンペーンを実施しました。

 6月13日(月)、駐輪自転車の盗難防止のため、自転車に2つの鍵を掛けるよう呼びかけるツーロックキャンペーンを東山キャンパスで実施しました。
これは5月26日が名古屋市で実施する「自転車盗難防止ツーロックの日」であるを踏まえ、本学における自転車の盗難防止への関心を高め、ツーロックの実施を呼びかけるために千種区役所、千種消防署及び見付学区連絡協議会の協賛を得て、本学の主催で実施したもので、平成26年に続き、今回で2回目の実施となります。

ポッカレモン消防音楽隊によるマーチング演奏

ポッカレモン消防音楽隊によるマーチング演奏

施設管理部長の挨拶

施設管理部長の挨拶

サステイナブルキャンパス評価システムによりプラチナ認定を取得しました。

 本学は、サステイナブルキャンパス評価システムレーティング制度により全国で唯一のプラチナ認定を取得しました。サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)で今年度から4段階の評価をおこなうレーティング制度が導入されプラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの評価が設けられました。本学は170にも及ぶ評価基準のうち88%の得点率を獲得し、プラチナの認定を受けることになりました。赤﨑特別教授、天野教授の青色発光ダイオードの発明を筆頭とする省エネルギーに寄与する研究活動、NUMIRAI2020やキャンパスマスタープラン等の確固たる環境方針や環境報告書作成を通した省エネルギーや廃棄物管理といった全学的なキャンパスでのサステイナビリティ推進活動、エネルギーマネジメント研究・検討会やファシリティマネジメント研究会等の広く外部機関と連携した活動、あいちサイエンス・コミニュケーションや環境教育セミナー、公開講座による地域サービス活動、環境サークルを中心とした豊田講堂でのリユース市や花いっぱい運動、さらには減災連携研究センターの実施する地域防災活動などすべてが評価され今回の認定に至りました。この認定は今後3年間有効ですが、この評価に甘えることなく、さらなるサステイナブルなキャンパスに向けて活動を進めていきたいと考えております。

認定証
授賞の様子