省エネアクト for ゼロカーボンキャンパス NU2025

省エネルギー対策への協力について(依頼)

省エネアクト for ゼロカーボンキャンパス [令和5年度]

省エネアクト
( PDF : 6.32 MB )

 東海国立大学機構では、キャンパスのエネルギー消費削減を推進し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組み姿勢を地域社会へ積極的に示す。そうした取り組みの指針である「省エネアクト for ゼロカーボンキャンパス」の下に、大学全体として構成員によるエネルギー使用の合理化を推進する。
 本学のエネルギー消費量は、名古屋市の業務用事業者で突出して多くなっている。また、省エネ法によりエネルギー消費原単位年平均1%以上改善することが求められている中、2024年度は、構成員の省エネに対し大きな努力及び協力を頂いたものの、記録的な猛暑・残暑等の影響により、前年度に比して名古屋大学の主要3団地では電気・ガスの総エネルギー使用量が 3.1%(1 月時点)増加した。
 「キャンパスマスタープラン2022」ではエネルギー消費由来の二酸化炭素排出量を2030年度までに総量ベースで51%削減(2013年度比)する目標を掲げており、この目標の達成に向けて構成員の一人ひとりが省エネルギーへの意識を高め、主体的に取り組んでいくことが重要となる。また、近年の光熱費高騰によりキャンパスの省エネへの要請は一層強くなっている。
 そこで、本年度の省エネ・節電活動では、これまでの地道な取組みの徹底を継続するとともに、施設整備による省エネ・節電対策にも重点をおいて活動を行う。
※エネルギー使用量を建物延床面積で除した単位面積当たりのエネルギー使用量

省エネアクト for ゼロカーボンキャンパスNU2025(抜粋)

  • 【取組の対象・実施期間】
    • 対  象: 本学の全てのキャンパス
    • 実施期間: 令和7年4月1日(火) ~ 令和8年3月31日(火)
  • 【省エネ・節電の重点項目】
    • <構成員の取組み>
    • (1)自然換気の活用とドア・窓を閉めた冷暖房の徹底
    • 春・秋などは、窓開け換気により室温を調整して、冷暖房の運転を控えるこ とに努める。冷房・暖房時は換気扇を運転し、換気扇のみで適切な換気量が確 保されていれば、ドア・窓を閉めて冷暖房を行う。
      ※主要な講義室では“換気扇による実際の換気量から見た定員数”を各室の教卓上に明示してい ます。入室者数が、この定員数を上回る場合は、換気扇に加えてドア・窓開けによる換気を併 用して実施してください。他の部屋ではドア・窓開け換気の必要性を適宜判断ください。

    • (2)空調始動時の極端な空調温度設定の抑止NEW!
    • エアコン運転時に極端な温度設定(冷房25℃以下や暖房24℃以上)を行 わない(室温が適正温度に達するまでの時間は大きく変わりません)。室内環境 の状況を勘案して設定変更した場合は、必ず設定をもとに戻す。
      ※特に、以下に示す ZEB Ready 建物については省エネと快適性の両立が図られています。
      ・理学部 G 館  ・TOIC  ・Common Nexus


    • (3)共用スペースの適切な空調温度設定
    • 冷暖房にかかる光熱費を抑えるため、自習に利用する「共用部」では過度な冷 暖房は控え、適正温度を遵守する。特に電力ピーク時は、この管理を徹底する。
      退室時には、スイッチ OFF を徹底する。

    • (4)空調換気扇(全熱交換器)の適切な運転モード選定
    • 教室や居室に設置されている空調換気扇(全熱交換器)は、「自動」モードや 利用状況に合わせた風量(強・弱)を選択する。
      ※運転モードに「自動」がない場合は、冷暖房時は「全熱交換」を、それ以外は「換気」を選択 してください。室内が暑く外気温が低い場合は、「換気」モードにより外気で冷房ができます。

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