施設統括部業務内容
基本構想・企画立案・予算要求 施設企画課
どんな建物があるのか?どんな建物が必要なのか?現状の施設実態調査を行い、長期的視野に立った計画(キャンパスマスタープラン)を作ります。 それを基に、既存施設の点検評価結果の反映、大学の中期目標・計画との整合、文部科学省等国の施策との整合を図りつつ、ユーザーの施設整備要求を取りまとめ、 概算要求書を作成し、予算要求を行います。
設計・積算・入札・契約 建築課施設企画課
利用者のニーズに即した建物・設備を提供するため、教員等と打合せを行い基本計画書・基本設計図を作成します。
その上で設計の詳細を決定し、図面を作成します。その際、外構計画、外装計画などについて、模型を用いて検討を行うこともあります。
その後、設計図面に基づき積算を行い、工事価格を決定した後、入札によって請負者を決定します。
利用者と打合せ
ディスカッション風景
模型(設計事務所作成)
CADを使って設計
工事価格を積算
工事価格の決定!
入札を経て請負者が決定します。
工事監理 建築課
工事が予定通り行われるように定期的に建設会社と打合せをし、進み具合を確認します。そして工事が進むと、夏は汗を拭き拭き、冬は震えながら、様々な検査を行います。
業者と打合せ
コンクリート打設前の立ち会い検査を行ってます。
完成
様々な問題を解決し、完成した時は感無量の一時です。
名古屋大学附属病院 中央診療棟
FOREST(福利厚生施設)
維持保全・点検調査・環境管理・管理運営 設備課環境安全支援課
安全で快適なキャンパス環境の維持を図るため,施設設備保全業務の契約・監理を行っています。また,
環境問題・省エネを踏まえた維持管理の分析・検討・見直し,有効活用されるための施設設備の運用計画を立案しています。
施設を運用管理する上で、維持保全や点検・調査等は重要項目であり、多様な知識や国家資格等が必要となります。
その他,経年劣化に伴う漏水等の緊急的なトラブルの対応窓口となっています。教育・研究等に支障をきたさないよう早急な対応が求められています。
また、平成19年度から施設管理部に環境安全支援課が組織され、樹木の維持管理、防犯・防災管理、構内交通対策、労働安全衛生管理等に関する業務を行っています。
施設マネジメント施設企画課建築課設備課
更に,維持保全・点検調査・環境管理を分析し,施設マネジメントを行うことにより,質の高い維持保全及び施設整備計画を策定しています。
大学全体の施設の整備および管理運営について見直し
1.重点的に整備すべき施設
- ①既存施設の再生整備(耐震性能向上を主とした老朽化対策)
- ②必要スペースの確保
- ③附属病院の整備
- ④卓越した研究拠点の整備
2.公的施設としての機能確保
- ①省エネルギー等環境への配慮
- ②ユニバーサルデザインの導入
- ③安全対策
全学的かつ長期的な視点にたった施設マネジメントの概要
1.施設マネジメントの基本的考え方
- ①クオリティマネジメント(施設の質の向上を図る)
- 施設の高機能化(情報化等)
- 安全確保(防災,防犯)
- 環境配慮(省エネ等)
- ②必要スペースの確保
- 施設の確保(集約化,多機能化,複合化等)
- 施設の運用(情報化等)
- 学外施設の活用(福利厚生施設等)
- ③コストマネジメント(費用対効果の向上,資産価値の維持)
- 施設の管理費・修繕費の確保
- 適切な施設規模等の設定
- 多様なコスト縮減(業務の外部委託,ESCO導入,複数年契約や随意契約の検討等)
- ④エネルギーマネジメント(電力・ガス・上下水・通信等の供給管理・省エネ・コスト縮減)
- エネルギー量の把握,適正管理
- 光熱水・通信費等の契約種別・量の見直し
- 省エネルギーの推進と検証
- CO2削減施策の実施と検証
2.施設マネジメントの実施方策
- ①施設マネジメントの実施方策の策定
- ②施設運用計画の作成
- ③施設修繕計画の作成
- ④実施体制の確立
会議運営
部内会議の様子
点検の分析・施設マネジメントから、大学全体としての中長期計画の実現を図るため,必要な修繕や点検又は新しい建物やプロジェクトの重要度の判断、立案を行っています。