平成15年度からの総長顕彰受賞者一覧
 
平成25年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:8件
正課外活動への取り組み:9件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
こんどう   ちかこ
近 藤  千花子
経済学部経済学科・4年 「国際性を磨くことと幅広い分野を深く学ぶこと」を心がけて努力し、勉学に取り組む積極的な姿勢は、学部生のレベルを超えたものがあり、他の学生の模範になるものである。海外留学で得た経験と「日本人としてどう考えるか」を応えられるひとになりたいという信念を持ち続け、今後は社会人として活躍することを期待する。
だいもん   けいすけ
大 門  佳 祐
情報文化学部自然情報学科・4年 将来に向けての強い意志とその志を果たすための戦略的な計画・行動力は、優秀な学業成績のみならず、TOEICやIELTSといった英語力の強化にも現れ、他の学生の規範となっている。大学院へ進学後も交換留学での機会を活かし、積極的に課題に取り組んで成果を出すことを期待する。
ほ かり   さ おり
穂 苅  早 織
理学部生命理学科・4年 学科トップの学業成績と高い英語力、学問に対する幅広い知識と教養は、自分自身を客観的に俯瞰して目標を立て強靱な意志を持って目標達成に向けて努力する姿勢の結果といえる。卒業後はイギリスの大学院に進学してさらなる研究を進めるとともに、将来は国際的に活躍することができる人材となることを期待する。
みや い   ゆう き
宮 井  雄 基
医学部医学科・6年 1年次より積極的に研究室の研究に参加し、基礎医学研究者(MD研究者)育成プロジェクトや海外の研究室(米国MIT)への留学は、自身の学業向上のみならず、多くの学生に刺激を与えている。卒業後は大学院に進学して「ガン」の研究をさらに進めるとともに、医学部混声合唱団で培った患者さんとのふれあいを大切にし、日本の医学の発展に寄与することを期待する。
か のう   はや と
加 納  隼 人
工学部電気電子・情報工学科・4年 優秀な成績と何事にも積極的にチャレンジする姿勢、また勉強を怠らない努力は他の学生の範となるものである。「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトに参加し、国語の問題を自動的に解くプログラムの開発や模試を解くプログラムの開発は、その結果への関心度も高く大きなインパクトがある。将来は大学で学んだ知識を活かして大いに活躍することを期待する。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
てでっくすなごやゆう
TEDxNagoyaU
プロジェクトチーム
やまぐち    りょう
山 口    涼
(工学部・3年)
正課外活動
(その他)
社会への貢献活動
大学生のみでの企画運営組織でアメリカのライセンスを取得して組織を運営し、「Bridge the Gap」をテーマにイベントを開催して社会で活躍する人と学生とのセッションの成功を収めたことは大いに評価できる。今後は外国人を交えた英語のみのイベントを開催するとともに、様々な分野やあらゆる立場を超えてより広く活動することを期待する。
アカデミック・ランチ たか だ   ゆう き
高 田  雄 貴
(理学研究科・M2)
正課外研究活動
本学への貢献活動
異分野間の問題意識を共有し、自由な雰囲気で議論して相互理解を深めることは本学にとっても大変に有意義である。平成26年4月には未来社会創造機構にNIC(ナショナル・イノベーション・コンプレックス)施設も立ち上がるので、「文系」「理系」の枠や立場を超えた文理融合に寄与することを期待する。
よ ない   りょう
米 内   竜
(医学部・5年)
  正課外活動
(部活動等)
社会への貢献活動
「日本の将来の医療界を変える」という信念のもと、本学に医療系サークルや学生救命サークルを立ち上げるだけでなく大学を超えた医療サークルを立ち上げ積極的に活動する行動力は他の学生の規範である。将来は医者や看護士等の立場の垣根を越えた救急救命医として活躍するとともに、日本の医療に尽力していくことを期待する。
平成24年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:9件
正課外活動への取り組み:12件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
ぼう だ   ち さと
坊 田  千 里
教育学部人間発達科学科・4年 人間の成長と発達につながる教育のあり方に対して高い関心をもち、学内外の学修機会に積極的に参加して活用しようという意欲は、他の学生の模範といえる。卒業後は中学校教諭として、本学で培った教育に対する探究心と研究能力を活用し、教育現場において活躍することを期待する。
すず き   けんすけ
鈴 木  健 介
経済学部経済学科・4年 ひたむきに関心を追求する学修態度は、ゼミナール等において良好な環境作りに貢献している。また、本人は、仲間と共に学んでいくという姿勢を大切にしていることがうかがえる。国際交流活動を積極的に行うと共に東日本大震災被災者応援・愛知ボランティアセンターのスタッフを務めるなど学内外において厚い信望を得ている。将来は欧州経済統合と労働市場について研究を進め、経済学の分野の研究者として本学学生の範となることを期待する。
はっとり     けい
服 部    景
理学部生命理学科・4年 入学時に決意した目標に向かって留学に必要な英語力を急速に伸ばす等、着実な準備と努力をし、目標を達成した学習意欲とチャレンジ精神は他の学生の模範となる。マンチェスター大学で得た知識と経験を活かし、将来は国際的に活躍する科学者になることを期待する。
みずたに   たつ し
水 谷  達 志
医学部医学科・6年 「よりよき医療とはなにか」を考え、多少の困難にあっても前向きに乗り越えていく修学姿勢、好奇心旺盛で積極的に情報を収集していく探求姿勢は他の学生の範となる。留学して得た知識と経験をもとに、基礎医学・臨床医学・社会医学の重なり合う領域で積極的な活躍を期待する。
あさ い   たかし
浅 井   崇
工学部機械・航空工学科・4年 授業を聴講するだけでなく、それぞれの授業で学んだことがらを有機的に結び付け、学問への興味をさらに高めるとともに、様々な実践の場に積極的に参画し、それらを活用している学修態度は優秀な学業成績に表れている。将来は大学で学んだ専門知識を活かして宇宙開発に貢献することを期待する。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
人力飛行機制作サークル
えあくらふと
AirCraft
いけ だ   りょうすけ
池 田  遼 輔
(工学部・3年)
正課外活動
(部活動等)
人力飛行機をゼロから設計・制作・飛行させることは、学修した内容を実践検証することであり、メンバーの苦労と工夫がうかがえる。今後も、より速くより機動性の高い人力飛行機に向上させるために、大学で学んだ知識をさらに活用し、多くの人々に夢を与えることを期待する。
あかりんご隊 みなみ   あ き
南    明 希
(理学研究科・M1)
正課外活動
(その他)
内閣府男女共同参画局主催「第1回女性の活躍促進プラン学生コンペティション」で高く評価されるとともに、子どもたちに科学のおもしろさを伝える出張実験や女子中高生に向けての進路相談、理系女子学生の交流イベント開催など、若い世代や理系女子を支える活動は評価できる。女性研究者が活躍しやすい環境を整えるために今後更なる活動を期待する。
にゅーまっぷ
NUMAP
 名古屋大学ミュージアム
活性化プロジェクト
かわもと   きょうへい
川 本  恭 平
(情報文化学部・4年)
社会への貢献活動 本学の様々な研究成果とその面白さを市民に伝える活動の実践は高く評価できる。名古屋大学博物館の展示ガイドや観察会など、独自イベントの企画・運営を通じ、今後も多くの市民に科学の面白さや研究現場を伝える活動を展開し、本学の名誉を高めるとともに社会に貢献することを期待する。
おお た   たかひろ
太 田  貴 大
(工学研究科・D3)
  社会への貢献活動
本学への貢献活動
本学が有する自然環境の価値の高さを証明し、生物保全のための意欲的な活動は学外の専門機関からも高い評価を得ている。今後も本学の貴重な自然環境の調査を実践し、絶滅危惧種のオオコノハズクやアオバズクなどの保全活動に尽力するとともに社会に貢献することを期待する。
平成23年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:7件
正課外活動への取り組み:18件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
ふたむら   いく み
二 村  郁 美
教育学部人間発達科学科・4年 附属学校在学中から「思いやりの心を学校教育で育むこと」を研究し,疑問点を放置せずに積極的に解消していく学修姿勢は,1年入学時から4年前期までの全ての履修科目が「優」という結果に表れている。卒業論文のテーマ「災害ボランティアにおける活動動機の種類と活動参加意思の関連 −ボランティア活動に伴うコストに着目して−」もコストを意識したボランティア活動という点がユニークで独創的である。周囲からの信望も厚く多くの友人を持ち人格的にも優れた学生であり,本学学生の良い模範となることを期待すると共に,さらに研究を進めていくことを期待する。
ながもり   ゆう き
永 盛  友 樹
理学部生命理学科・4年 学業と陸上部の両立,さらにマンチェスター大学に留学しての研究活動と,高いモチベーションを持って学生生活を送っている。「好きで興味があれば学業とスポーツの両立は困難ではない」との信念のもとに努力する姿勢は本学学生の模範である。今後は「神経細胞に関する研究」に努力すると共に,研究室・学部・大学間の垣根を越えた交流を積極的に進め,リーダーシップを発揮し,将来,国際的に活躍することを期待する。
やまぐち   りょう
山 口   遼
医学部医学科・6年 後輩学生の指導や教員FDワークショップでは,学生の代表者として積極的に協力し高い評価を得ている。下級生の指導や東日本大震災のボランティア活動を通じて学んだ探求心とリーダーシップの重要性を今後の研究活動にも生かし,高い理念のもと邁進することを期待する。
さか い   としみつ
坂 井  利 光
工学部電気電子・情報工学科・4年 積極的な学習姿勢や講義では扱わないプログラミング言語などへの自主的な取り組み,同級生へのわかりやすい説明など,他の学生の模範となる活動を行っている。「コンピューターは万能ではなくバグ(不具合や誤り)をなくしたい」という目標の達成と,更に高度な専門知識を擁する研究者・技術者となることを期待する。
た なか   な つき
田 中  奈 月
農学部応用生命科学科・4年 納得するまで深く考え調査していく姿勢は積極的で,他大学まで出かけて実験する姿勢は研究に対するどん欲さを感じる。他の学生・大学院生をしのぐ実験量と時間忘れて実験に取り組む姿勢は実験科学の重要な部分であり,研究者としても将来が楽しみである。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
しみ ず   かず き
清 水  一 紀
(医学部・2年)
  正課外研究活動 「人の命を救うことに国境はない。」という志のもと,国際的事象に強い関心を持ち,個人的に研究していることは高く評価できる。第27回佐藤栄作賞の最優秀賞を史上最年少で受賞したことにより,本学の名誉を高めたことも評価できる。将来,国際社会で活躍することを期待する。
さ とう   ゆりあ
佐 藤  友利亜
(教育学部・4年)
  正課外研究活動 東日本大震災の学生ボランティアとして,街頭募金活動や「陸前高田市の子ども達を名古屋へ招待するプロジェクト」の実行委員会委員としての活動は,社会への貢献として高く評価できる。大学生活で得た使命感を今後も発揮して活動することを期待する。
あいる
air
た なべ   みつひろ
田 辺  光 弘
(理学部・4年)
社会貢献活動
本学への貢献活動
本学に在学する障害学生(重度聴覚障害学生)の授業や実験・セミナー等に同席して,全ての会話を目の前にあるディスプレイに表示するというサポート活動を行っていることは,当該学生のみならず担当教員や周りの学生にとっても大変に重要である。このような活動は全国的にも珍しく,今後,大学構内のバリアフリー化に協力すると共に,一般学生への意識向上にも注力し,さらに発展することを期待する。
たて べ   じゅんぺい
建 部  順 平
(工学部・3年)
  正課外活動
(スポーツ)
出身地にあるスキー団体に所属してモーグルスキーの競技活動を行い,平成22年度からは,フリースタイルナショナルチームメンバーの一員としてワールドカップやオリンピック等の出場を目指し,また,海外遠征等に必要な資金についてはアルバイトで捻出の上参加する等,学業と両立しながら挑戦を続けるその姿勢は文武両道と呼ぶに相応しく,他の学生の模範となる。今後さらに精進して2年後のソチオリンピックの出場を期待する。
平成22年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:8件
正課外活動への取り組み:14件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
はら     とも こ
原    朋 子
文学部人文学科・4年 古代の文章を読んで理解することにとどまらず、資料が少ない中で、時代背景をも含めた情報を収集し、課題を解決する能力、また、資料を入念に精査し、論理的に思考する能力は、大学4年間の努力の賜物といえる。学修以外においても課外活動を通じて、多くの仲間と共に協調し、向上意識を持って臨んでいた結果、大きな成果を上げている。今後は教育職として勉学を教えるだけでなく、努力する姿勢も後輩たちに良い模範となるといえる。
なか ね   あや か
中 根  綾 香
教育学部人間発達科学科・4年 研究報告の少ない発達障害児の描画発達に関する研究を卒業論文のテーマとして掲げ、地域の幼稚園に頻繁に通い、発達障害児のボランティアを通して、対象児の行動や描画の変化を詳細に記録し、子供の社会性と描画の関連を自ら導き出すことができたことは、熱意と意欲の表れといえる。今後は大学院に進学し、更なる研究活動に取り組んでいく姿勢が期待できる。
くまがい   よしのり
熊 谷  欣 典
法学部法律・政治学科・4年 社会に出たときに自己の能力を如何に発揮することができるという明確な問題意識を持ち、学修においては、成績全体の半分以上『優』を取り、『可』を取らないようにするといった明確な目標を持って臨んだ結果、非常に優秀な成績を収めることができた。また、講義だけでなくゼミの活動にも力を注いだ結果、日経テストで2位入賞というすばらしい結果を残した。その他、課外活動においても、インターンシップや学内行事に積極的に参加したり、サークル活動を通じて社会とのつながりを認識し、社会で活躍が期待できる基礎を築けたといえる。
うち だ   やすひろ
内 田  康 弘
経済学部経営学科・4年 附属中学・高校6年間で、問題意識を持ち、それに向かってまっすぐにがむしゃらに進むことを学び、大学に入学してからも積極的に知識の習得に努めた。特に卒業論文のテーマとして掲げた教育学には、興味を抱き、教育学と経済学の両面からその関係性について考察し、独自の見解を導き出していった。
今後については、本学の教育発達学研究科に進学し、教育学についての知識を更に深めていくものと考えられる。
つつ い   こう た
筒 井  康 太
情報文化学部自然情報学科・4年 大学で最も力を注いだ卒業研究は、世界初の試みとしてビデオカメラを装着したカツオドリの観察を行った。実際に現地に出向き、カツオドリの雛を保護し、責任をもって辛抱強く育てながら、ビデオカメラのデータを解析し、他個体との社会的相互作用を行いながら成長する姿を調べていった。研究過程で学んだ新しい分野に飛び込む積極性や困難に立ち向かう姿勢は、今後の大学院での研究にも役立たせてくれるものと期待できる。
とねがわ   れい な
利根川  玲 奈
医学部医学科・4年 他大学薬学部卒業後、本学医学科に編入し、他大学においての成績はもちろんのこと、本学においても優秀な成績を収めた。薬学部での知識を生かし、さらには薬学部では成し得なかった医学的な観点からも研究を重ねようとする熱意はすばらしい。こういった研究活動への取り組む姿勢が認められ、ストックホルム国際青年科学セミナーのメンバーに選出された。授賞式をはじめとするノーベル賞関連行事に参加し、科学技術について受賞者や他国からの研究者と討議し、多くの刺激を受けたことは、今後の研究にも大いに役立たせてくれものと期待できる。
ほり べ   たい し
堀 部  太 嗣
工学部物理工学科・4年 化学の発展には材料の開発が必要不可欠と考え、人々の生活に役立つ材料の開発を目指して、熱心に勉学と研究に取り組んできた。講義において、板書のみを書き写すだけでなく、先生方の有意義な情報を書き込み、独自のノートを作成し、レポート等の課題に対しては、講義終了後早めに取りかかることにより講義の一層の理解を深めることができた。その他、将来、研究において国際的に活躍することを志望しており、英語に対しても努力を重ね、TOEICのスコアを伸ばすことができた。卒業後進学する大学院においても、国際的に活躍する研究者になることが期待できる。
おぎわら   なおふみ
萩 原  尚 文
農学部応用生命科学科・4年 講義に積極的に望む姿勢は、優秀な成績に表れているのはもちろんのこと、講義以外の場面においても豊富な知識を生かし、友人たちのリーダー的存在として、疑問点を解決すべく議論を重ねたり、図書館を利用したりなどにより解決をはかってきた。卒業研究においては、先輩が未解決のまま残していったテーマに取り組み、様々な実験、考察を重ね、ほぼ解決する段階に至ったことは、非常に評価できる。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
かき つ   な み
垣 津  奈 美
(情報科学研究科・M2)               
  正課外活動
(部活動)
正課外研究活動
大学院の研究の傍ら、陸上競技部に入部し、中長距離の選手として目覚ましい結果を残してきた。特に、10月に行われた全日本女子駅伝に、強豪の私立大学と肩を並べて出場できたことは、本学にとっても、陸上競技部にとっても誇りあるものとなった。部活動の活躍も目を見張るものがあるが、大学院の研究においても、学会への発表や学会誌に投稿するなど精力的に取り組んでおり、文武両道を兼ね備えた優秀な学生として、他の学生の模範といえる。
名チャリプロジェクトチーム や  ぎ   としのぶ
八 木  俊 信
(環境学研究科・M2)
社会貢献活動 学生自ら考え、始めたプロジェクトであり、このプロジェクトを通して、市民に放置自転車という社会問題を意識してもらい、住みよい環境作りを目指すという政策が、名古屋市の政策として取り上げられたことは、社会への貢献として評価できるとともに、この取り組みがメディアにも取り上げられたことにより、本学の名誉を高めたことは評価できる。
名古屋大学
TABLE FOR TWO
プロジェクト
やまぐち   まさよし
山 口  真 義
(経済学部・4年)
社会貢献活動
本学への貢献活動
一食食べるだけで国際貢献ができる、手軽に簡単に参加できる国際貢献として、生協食堂部と協力し始めたこのプロジェクトは、開発途上国の子供たちに給食を届けることを目的としているが、メニューをヘルシーにすることで本学教職員・学生の健康を促進させることにも貢献している。東海地区でこのプロジェクトに参加しているのは、本学を含め2校のみであり、本学においても昨年始めたばかりではあるが、東海地区においてリーダー的存在を目指し、今後の活動に期待が持てる。
平成21年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:8件
正課外活動への取り組み:16件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
かまくら   ち さき
鎌 倉  千 咲
教育学部人間発達科学科・4年 学修に取り組む姿勢、例えば授業中に提示された参考文献を手帳にメモし、多くの本を読むように心がけていたことや、データ収集をする際にインターネットを参考しないように心がけているなどといったことが高く評価された。また、4年間の集大成といえる卒業論文においても、子供観の変遷をテーマに独自的な観点から研究を行い、高い評価を得た。その他、上海でのフィールドワークにおいては他国の学生と積極的に交流し、将来の夢の実現に向け、努力している姿がうかがえることが評価の対象となった。
ひがし    ゆ か
東   優 佳
経済学部経営学科・4年 興味があることには、学部の枠を超えて授業を積極的に受講するといった学修への取り組みは模範的な学生といえる。こうした日々ひたむきな努力により得た知識をフル活用し、卒業論文は高く評価された。また、経済学部学修相談室では、自ら学んだ知識を自分にとどめておくだけでなく、後輩へと伝えていくといった、人間性豊かな一面もうかがえた。
いな ば   ゆう や
稲 葉  友 也
理学部地球惑星科学科・4年 学業成績が優秀であることはいうまでもなく、合格率が平均5%程度という難関の気象予報士試験に合格したことは高く評価できる。また、学習塾のアルバイトでは、苦手な科目を少しでも興味を持ってもらおうと、身近な物を使って解説したり、大学での授業や気象予報士の知識を生かした説明が生徒に学習意欲を持たせることができた。
えのき    ともひと
榎    伯 仁
工学部機械・航空工学科・4年 専門分野である航空宇宙工学の知識を深めるために、JAXAでのインターンシップや宇宙エレベーター競技会等に積極的に参加するなど、大学の枠を超えて熱心に学修に取り組んだ。また、世界的なキャリアを積んでいくために、英語の学習にも力を入れており、その一環としてホームステイに赴いたり、日常的に語学研修を重ね、その他、英語による研究発表の練習を行うなど、将来を見据えた活動を行ってきた。今後においても、更なる飛躍が期待できる。
なか の   とし や
中 野  利 哉
農学部資源生物科学科・4年 後継者不足が深刻である農業を継承していくために、必要な知識を深めようと専門分野はもちろん、他学科の講義をも積極的に受講するなど、勉学に対する意欲は高いといえる。また3年次に開講される実験実習では、グループのリーダーとして計画から実践に至るまで纏め役としての責任を果たした。さらに、意欲と能力のある農業者で自らの経営を計画的に改善するため、農業経営改善計画を作成し、市町村が認定する「認定農業者」の資格を有すとともに、環境を重視した持続性のある農業実践の成果が認められ、愛知県知事より「エコファーマー」の認定をうけている。今後は、大学院における実践的研究活動を通して、さらに食糧、農業に関わる視野を広げるとともに、専門的な学識を有する農業従事者として、将来の日本農業を支える若き担い手として成長することが期待された。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
おおもり   ま れい
大 森  茉 令
( 医学部・6年)
  社会貢献活動 医学科での研修で忙しい毎日を送っているにもかかわらず、時間を有効利用しバイオリンの練習をも続けてきた努力が評価された。また、年間を通しさまざまな場所において、ソロでの演奏ばかりでなく、他の演奏者とセッションを行い、美しい音色で多くの人を引きつけ、小さい頃からコンクール等で受賞すること多数など、今後においても多くの人を魅了する演奏に期待が持てる。
こうやま   ゆういち
神 山  祐 一
(情報科学研究科・D3)
  社会貢献活動
国際交流
国際交流を特別なものとしてではなく、日常的な生活の一部として捉え、ボランティアを通じて地域に在住する外国人と日本人との交流を積極的に進めてきた結果、今年度、内閣府より社会貢献青少年表彰を受賞した。今後、学校団体等との連携をさらに深めて、交流の場を増やすなど、一層の飛躍が期待された。
円頓寺映画祭実行委員会              うえすぎ  しゅんすけ
上 杉  俊 輔
(国際言語文化研究科・ M1)
社会貢献活動 商店街の復興を望む商店街の方々と、映像文化の発展を意図した円頓寺映画祭実行委員会による映画祭を2009年より実施した。円頓寺映画祭実行委員会は場所の選定や募集のPR活動、当日の運営に至るまで自ら考え、実行したことは非常に評価できる。初めて実施した映画祭では課題が多く残ったが、今後につながるものとなった。
こ にし  やすたか
小 西  康 貴
(医学部・6年)
  正課外研究活動
社会貢献活動     
海外におけるインターンシップやNGOでの活動、笹島診療所でのボランティア活動等を通じて、世界的な貧困や医療問題を自分の目で確かめ、その問題に対して多角的に考察する姿勢は大変評価できるものである。また、自らの経験を広報誌等を通して発信し、社会に貢献している。今後においても、専門知識を十分に活かし、世界的に活躍することを期待する。
平成20年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:7件
正課外活動への取り組み:16件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
さか い   とも よ
酒 井  智 世
 文学部人文学科・4年 学業優秀であることは勿論のこと、4年間の集大成といえる卒業論文は、「補文標識痕跡効果」と呼ばれる現代英語の興味深い現象を、難解と称される「生成文法理論」を駆使して議論を展開し、高い評価を受けた。また、中高生の頃から興味があったという英語に対する大学での更なる真摯な取り組みや努力、積極的な研究姿勢が英語学研究室のみならず他の学生への模範となった。
ひらしま   た ろう
平 島  太 郎
 教育学部人間発達科学科・3年 非凡な批判的思考力や自己表現力を備えており、その鋭い考察力は自身のレポート作成に限らず、演習の発表会や授業において、他の学生の研究意識を高め、心理学の専攻生としての自覚うながすこととなった。また、学部内サークルでも中心的役割を担い、後輩達の心理学への関心を高めるための貢献をしている。また、学会や講演会にも積極的に参加する等、研究大学の学部生として、模範的な学生といえる。
なかがわ     あい
中 川    藍
 経済学部経済学科・4年 卒論のテーマである「少子化対策−養育支援と教育投資」は、複数の論点が錯綜し、おさえるべき先行研究も多領域にわたらざるをえない課題であったが、困難な問題を自ら提起し、多様なアプローチを使い分けまとめ上げた。自身に興味を有してきた課題であるが、その成果は問題性を深く理解している様子が伺え、今後も情熱をもって取り組み、大いに発展されられる事が期待される。
たけうち   とも き
竹 内  智 起
 理学部 化学科・4年 誰とでも活発な議論を重ね、疑問に思ったことをすぐその場で解決しようとする姿勢は、同年代の学生の中でも群を抜いており、迅速に問題解決を図ろうとする努力は知識や実験技術の修得へと結びついているといえる。卒論のテーマは、有機合成化学、および分子触媒化学の新しい潮流をつくろうとするものであり、将来、有機合成化学の発展、医薬品開発に携わりたいという思いのもと、自身の持つ高い能力が発揮されれば、大きな発展がもたらされると期待される。
くろ だ   ひろかず
黒 田  浩 一
 医学部 医学科・6年 大学カリキュラムにおける成績だけでなく、共用試験医学系CBTにおいても大変優秀な成績を修めた。アメリカDuke大学での臨床留学を医療者として成長する契機ととらえ、実践的な体験を自身のものとし、また自らの体験を後輩の指導へと繋げた。基礎医学研究への熱意、大学外での研究活動も高く評価されており、また、医学部の臨床教育の重要性を痛感し後輩への教育的活動へも力を入れてきた。
やす い   まさ と
安 井  真 人
 工学部 機械・航空工学科・3年 機械工学関連の専門科目は勿論、他学部、他学科の科目も受講し、幅広い修得に努め高い成績をおさめた。自主的な勉学も広い範囲に及んでおり、機械工学分野ではあまり触れられない様な分野にまで熱心に学修を進めた。学業成績が優秀であることは勿論、自身の能力の向上に対しての積極性、ひたむきに努力する姿勢は、多くの学生の模範といえる。
あお き   り な
青 木  里 奈
 農学部応用生物科学科・4年 日々の工夫と努力の積み重ねによって非常に優秀な成績をおさめた。高校以来の「光合成」に対する興味を発展させ、日々の探求心と努力とによって得られた基礎知識をもとに、研究を進め、成果を出した。この研究への献身的な取り組み姿勢は、高校の頃に博士課程進学を決心したという高い向上心に根ざすものであり、今後の修士課程以降においても更なる知識の向上と、幅広い経験を通じ、日本の学術研究を担う指導的な研究者に成長することが期待される。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
外国人県民を支援する会 かん だ  すみれ
神 田 すみれ
(国際開発研究科・M2)
社会貢献活動 愛知県内に居住する外国籍住民に対し、同国籍の留学生が通訳・手続支援者として役所や法律相談、病院、不動産等に同行して支援する活動を行っており、言語の壁により最低限の行政サポートすら受けられない多くの外国籍住民の助けとなっている。また、留学生と外国籍住民のつながりによる新たなネットワークを生みだしている。こうした活動は留学生だけでなく日本人学生にとってもニュースではなかなか報道されない問題が日本社会に存在していることを気付かせるきっかけとなっている。多くの留学生が在籍する国際開発研究科の特性を活かし、今後更にこの活動が根付いていくことが期待される。
名古屋大学
オリエンテーリング部
てらむら    だい
寺 村   大
(法学部・4年)
正課外活動
(部活動)
2008年3月の日本学生オリエンテーリング選手権において、リレー部門では22年ぶりの優勝、個人部門においても5位入賞した。2008年11月の同大会においては2位・6位入賞を果たしている。また、世界選手権に日本代表として参加し、裾野の広い欧州勢に対して健闘をした。
名古屋大学ピアサポート かわしま   かずあき
川 島  一 晃
(教育発達科学研究科・D2)
本学への
貢献活動
2004年の発足以来、新入生など本学の学生が、大学生活において出合う様々な問題を解決するための助けとなっている。その活動は、学生同士が助け合う雰囲気を作り、良き名大生アイデンティティを形成すること、相談者のみならずピアサポート自身の成長することを目的として着実な成果をあげている。
さ とう   せい や
佐 藤  誠 也
(経済学部・2年)
  正課外活動
(部活動)
名古屋大学軽音楽部エーデルレーテジャズオーケストラに所属し、コンダクトマスターとして様々場所での演奏活動を行ってきている。また、学生ジャズビッグバンドの全国大会である第39回YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTにおいて、音楽系大学の学生も参加する中、優秀ソリスト賞を受賞し、東海ビッグバンドコンテストでは最優秀ソリスト賞に輝いた。
平成19年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:4件
正課外活動への取り組み:12件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
あさ い   み ほ
浅 井  美 保
経済学部経営学科・4年 学修へ望む姿勢は、大変積極的で、3年次ではゼミ全体としての論文作成では中心となって活躍し、その論文はISFJ日本政策学生会議「政策フォーラム2006」において特別賞を受賞した。現4年次では経済学部の「学部・修士5年一貫プログラム」に合格し、大学院の授業を先行履修しており、新たな学問へも熱心かつ真摯に臨んでいる。研究者としての将来の希望を持つなど、学修への意欲が高く、能力や情熱、資質を十二分に備えた学生といえる。
にしむら   よしふみ
西 村  好 史
理学部化学科・4年 研究室での指導教員からの信頼が厚く、思考能力・理解力も高く評価されており、意見や批判を自ら進んで理解する事を厭わない。取り組んでいるプロジェクトでは、問題点を確実に把握し、問題へのアプローチにおいて独創性を発揮することができている。今後においても、更なる飛躍が期待できる。
いま い   とし き
今 井  俊 幾
工学部機械・航空工学科・3年 博士前期課程の飛び級の入学試験では4年生に引けをとらない優秀な成績であった。また参加している「学生フォーミュラチーム」では、授業で学んだ知識を生かし成果をあげており、他人との経験を大切にしながら、単なる知識の追求にとどまらず、自身の能力の向上に対する姿勢が伺える。
やま だ      み
山 田  ひと美
農学部応用生物科学科・4年 積極的に将来の目標や可能性に向けての努力を惜しまない修学意欲があり、研究活動においても深い洞察力と向上心で興味深い結果を得ている。自身の積極性、行動力は、日常の研究室運営や名大祭実行委員としても発揮されている。この姿勢は今後の大学院での研究活動においても発揮され、更なる飛躍が期待できる。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
名古屋大学下宿用品
リユース市実行委員会
さか の   はる な
坂 野  遥 奈
(工学部・1年)
社会貢献活動 環境負荷の少ない循環型社会の形成を理念として掲げ、名古屋大学生から生じるゴミの減量化を図る為に行われている「リユース市」は、名古屋市からの後援も受け多くの参加者から賛同を得ており、長年続けてきた活動が、根付いてきていると言える。今後の活動が社会的関心事である環境問題への興味を更に喚起することを期待する。
名古屋大学体育会航空部 ながはま   たかつぐ
長 濱  孝 胤
(工学部・4年)
正課外活動
(部活動)
全日本学生グライダー競技選手権大会において、常に安定した成績を修め、昨年の第47回大会では関東の私学強豪校を抑え、東海勢として、また国公立大学としても初の団体優勝を成し遂げた。
わたなべ   あつ し
渡 邉  淳 史
(経済学部・4年)
  正課外活動
(部活動)
3年次編入学の為、多くの授業出席や就職活動等多忙な中で、廃部同然だったヨット部の再興の為、大変な熱意を持って新入部員の指導育成を行い、中部学生ヨット個人選手権大会優勝等、各種大会で優秀な成績を修めた。
ちくさ日曜学校 み わ    なつ き
三 輪  夏 樹
(教育学部・3年)
社会貢献活動 「障害者にも教育の場を」という願いのもとに結成され、障害を持った「学級生」とその親と学生が集い行なわれる様々な活動は、参加者が安心して楽しめ、共に学び合い成長する場となる事を心がけている。この活動を通じて障害者の新たな社会生活への足がかりとなるだけでなく、学生自身も多くの事を学べる場であると言える。
こ じま   けん じ
小 島  健 児
(工学部・4年)
いい だ   あ り さ
飯 田  亜里紗
(医学部・4年)
  正課外活動
(部活動)
2005年のカップル結成以来、数多くの大会で優秀な成績を修め、2007年の全日本学生競技ダンス選手権大会ではクイックステップの部で優勝した。卒業後はOB・OGとして後輩の育成だけではなく、アマチュア選手としての活躍も楽しみである。
こ やま  みち よ
小 山  倫 代
(医学部・5年)
  正課外活動
(部活動)
医学部生として実習等の忙しい中でも、長距離選手として練習を続け、全日本大学女子選抜駅伝では東海学生連盟の選抜に、愛知県市町村対抗駅伝競走大会では名古屋市の代表に選ばれるなど、その努力が感じられる。また、名大女子として初の全日本大学女子駅伝に出場するなどチームのエースとしても活躍した。
平成18年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:5件
正課外活動への取り組み:9件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
みぞぐち   ゆう じ
溝 口  祐 司
工学部機械・航空工学科・3年 3年次でありながら大学院工学研究科博士課程の入学試験では4年生に引けを取らない学力を既に身につけている。研究活動への知的好奇心の大きさ、一般教養としてはTOEICでも高得点を挙げており、それらは学習への深い興味、自主的で受け身ではない積極的な学習態度の表れあり、機械工学研究へと向かう努力や意欲的な取り組みにおいて他の学生の模範となりうる。
みずもと   ゆ き
水 本  有 紀
農学部資源生物環境学科・4年 学部での突出して優秀な成績は、自発性に基づく日常的な努力・研鑽の賜物といえる。また、卒業研究では植物をスプリンクラーとして活用するというユニークな研究課題に取り組み、学会で発表した。これは「論理的思考力と創造力に富んだ勇気ある知識人」を体現するものとして高く評価できる。また、4年間の学生生活において無遅刻・無欠席を貫き、サークル活動も積極的に取り組み、何事にも真摯で誠実であり、努力・研鑽を惜しまない態度は、他の学生の模範となりうる。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
震災ガーディアンズ にしむら    たけし
西 村    健

(工学部・4年)
社会貢献活動 地震防災への危機意識を根付かせる為、学内外での多くのセミナーやイベントを行い、自作の「すごろく」や「震災シュミレーションゲーム」等を使って、子供達にもより分かりやすく、より身近な防災啓発活動を行っている。地域での交流活動にとどまらず、全国からの問い合わせも多く、また様々な世代や留学生向け等、今後社会的ニーズに合わせた活躍が期待される。
平成17年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:8件
正課外活動への取り組み:11件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
ますもと   り え
増 本  理 絵
文学部人文学科・4年 1年次から4年次まで優秀な成績を収め,日本語学の画期的な卒業論文を取りまとめた。その学習態度は堅実かつ緻密であり,性格も明朗で力強く,他の学生への模範であり,研究者としての将来が期待される。
うつ み   ま い
内 海  真 衣
教育学部人間発達科学科・3年 障害者援助への強い関心と意欲をもって心理学を学んでいる。障害者支援のボランティアサークルの運営代表者として,学習と実践を結合するモデルとなり,実際にリーダー的役割を果たしている。 
せ かい  み ほ
瀬 海  美 穂
理学部生命理学科・4年 2年次,3年次ではセミナーのリーダーとして,また実習においても積極的な取り組みは他の学生の模範であった。4年次では,マンチェスター大学との交換留学生として優れた成果を上げ,その交流に大いに貢献した。
の さか   のぶゆき
野 坂  宜 之
医学部医学科・6年 ペンシルバニア大学での臨床実習で大きな感銘を受け,帰国後その経験を学内外の機関誌に投稿し,医療現場の紹介を行ってきた。また,第105回アメリカ微生物学会総会でポスター発表を行うなど,学習意欲に富み,成果がともなう取組を積極的に行っている。
すず き   しょう や
鈴 木  翔 也
工学部物理工学科・4年 材料に関する様々な学習に取り組み,卒論では材料工学と生化学の異分野融合の試みを実践した。その成果は,国際シンポジウムでも発表され,学業・研究において模範となっている。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
ま   しょう
馬   翔
(工学研究科・M2)
  国際交流 社会の改善に貢献するという信念をもち,名古屋地域中国留学生学友会会長,全国大学生協連の留学生ネットワーク幹事会副代表を歴任し,中国留学生の支援や,様々な交流イベントを実施している。中国と日本の架け橋として,両国の友好促進に貢献した。
SOLV
(School of Law Volunteers)
いしかわ   よしき
石 川  佳 樹
(法学部・2年)
国際交流 2000年度より法学部公認サークルとして,留学生受入時のサポート,交流セミナーや各種パーティ等,年間を通して各種行事を開催している。留学生と日本人学生との相互交流を通して,異文化理解を積み重ねている。
名古屋大学
フォーミュラチームFEM 
あきやま   ともひこ
秋 山  友 彦
(工学部・4年)
正課外活動 平成15年10月発足後,全日本学生フォーミュラ大会に参戦し,競技車輌をゼロから企画・設計・製作・テストしている。それは,「自発的・長期的・実践的ものづくり」の場であり,効果的な教育の場となっている。
ないとう   まさたか
内 藤  聖 貴
(理学研究科・D2)
  正課外活動 学部1年次から博士課程後期課程2年次の現在まで,8年間陸上競技部に在籍し,学業と競技者としての両立を続けている。63年ぶりの優勝となった東海学生駅伝では区間賞を取り,その活躍は広くマスコミでも報道され,本学の名誉を高めた。
平成16年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:7件
正課外活動への取り組み:14件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
キング  ロバート  ジェームス
King Robert James
文学部人文学科・4年 ほぼ完璧な日本語の語学力を身につけ,さらに中国古典文の読解能力による中国哲学の中でも難解な『老子』についての考察の優秀さを評価する。学内での評価や,新聞に紹介された事による地域との関わりから,その人となりを窺うことができる。
アリサー  チョビサラ
Alisa Chobisara
法学部法律政治学科・4年 留学生であるが故の日本語の授業でのハンディを感じさせない非常に優秀な成績。それを支える学修への積極性。学内外でのボランティア活動にも精力的に取り組んでおり,他の学生にも良い刺激を与えている。
まつもと   まさよし
松 本  将 嘉
経済学部経済学科・4年 講義やゼミナールへの積極的な姿勢を見せ,自発的な学修への努力を怠らない。「日仏大学間交流事業」によるフランス留学では現地の教員から高い評価を受け,また,意欲的にレポート発表も行っている。現地の小学生に日本文化の紹介を行う等,文化交流活動にも貢献した。
いけ の     たくみ
池 野    巧
工学部化学生物工学科・4年 自身の学修への取り組み姿勢が,クラス全体の学修向上に貢献しリーダーシップを発揮している。日本化学会春季年会で口頭発表する卒業研究は,研究者としての高い潜在的能力とひたむきな努力を示すものであり,その成果は高く評価される。
ないとう    たかひと
内 藤  隆 人
農学部応用生物科学科・4年 関心事である食料・環境問題に取り組むための十分な教養,論理的思考力を身につけ,農学系科目を幅広く履修して優秀な成績を修めてきた。実験装置の考案,実験プロトコールの改良・編集など,他の学生にとって模範となっている。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
就活サポーター いまなが    のりひで
今 永  典 秀
(経済学部・4年)
本学への貢献 就職活動を終えた学生,OB,OGと就職活動生との繋がりを築く活動を,就職支援室や就職相談室と共に積極的に行った。また,この活動を本学に根付かせようという意欲があり,本学への貢献性を認める。
やまぐち    ひろ し
山 口  博 史
(環境学研究科・DC1)
  国際交流 本学の留学生会館のチューターとしてホームページを立ち上げ,留学生の日本での生活をサポートしている。また,この経験を生かし,多文化共生を目指す地域活動や留学生のためのボランティア活動を積極的に行っていることが評価できる。
おく の  けいたろう
奥 野  圭太朗
(農学部・2年)
  正課外研究活動 2004年度の「ヤンマー学生懸賞論文」での優秀賞に併せ,「平成16年度北海道提言賞」の優秀賞入賞と,新潟県中越地震の募金活動や愛知万博に向けたボランティア活動など,大学で学んだことを社会に「生かす」という,積極的な「学び」の姿勢が顕著に見られる。
え はら  こうたろう
江 原  康太郎
(医学部・4年)
  部活動 放射線技師を目標とする学修と,相撲部での活動を4年間にわたって両立し,全国大会等各種大会で優秀な成績を修め,本学の名誉を高めた。
平成15年度総長顕彰受賞者一覧
【応募件数】 学修への取り組み:9件
正課外活動への取り組み:17件
「学修への取り組み」部門
氏 名 学部学科・学年 講       評
おおたか   ま さ こ
大 鷹  麻紗子
経済学部経済学科・4年 語学と専門性修得のために自発的な学習を行っている。TOEIC 975点(990点満点),TOEFL 267点(300点満点)。交換留学先(North Carolina State University)での優秀な成績,インターンシップ参加による実践的体験など積極的な学修姿勢を評価した。
う だか   ま り こ
宇 高  真理子
農学部資源生物環境学科・3年 野外実習における視覚的な記録・整理により独自の学習・研究方法を実践。その記録が次年度の実習教材になるなど,その取り組みの成果は他の学生への波及効果ももたらした。その他の学業成績も優秀である。
 
「正課外活動への取り組み」部門
氏 名 ・団体名 代表者 分 野  講       評
いしづか   か な こ
石 塚  佳奈子
(医学部・6年)
  国際交流 学修のみならず学外の諸活動においても積極的な姿勢で臨み,論文やエッセイなどに関するさまざまなコンクールに応募し高い評価を受けている。将来は小児科の医師を目標としており,そのためにボランティア活動を中心とした子どもとの交流を積極的に行っている。多岐にわたる学内・学外における積極的活動とその成果を評価する。
名古屋大学交響楽団 お がわ   あや こ
小 川  綾 子
(経済学部・2年)
その他
(サークル活動)
総勢約150名という大規模な団体を,50年という長きに亘り運営してきた点がまず評価される。活動内容についても,年2回の定期演奏会以外に学会や病院,幼稚園などでの演奏会を行う等,積極的なボランティア活動が目立っている。また,本学の入学式・卒業式を彩る奏楽は,長年に亘る本学への貢献と認めることができる。
名古屋大学下宿用品
リユース市実行委員会
き むら  よしふる
木 村  好 古
(文学部・3年)
その他
(サークル活動)
本学の卒業生が提供する生活物品を,新入生や留学生へと循環させていくという地道な活動を,9年間継続させてきたことに対して評価したい。このような取り組みは大学にとって有用であり,それを続けてきた同団体に対して本学への貢献性を認めるものである。