キャンパスマスタープラン2022
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• キャンパスらしい佇まいを実現するため、東側の医学部正門から図書館に至るメタセコイアの並木道、及び、図書館ピロティを抜けた広場までの交流スペースを、新たな「キャンパスアイデンティティ」として整備する。• 建設後50年経過する基礎研究棟、基礎研究棟別館、図書館・学生食堂の老朽対策に合わせて、図書館、福利厚生、講義室機能の集約的整備とうるおいのあるコモンスペースの整備を検討し、詳細な計画を立案する。• 上記計画に加えて、医学系1号館の大規模改修も見据え、病院も含む鶴舞キャンパスの中長期移行計画を策定する。• BCP 上のボトルネックとなる設備や老朽化した設備を計画的に整備する。 • 病院・教育研究施設の長期計画策定にあたり、老朽化したライフラインの機能回復、エネルギーセンターの機能更新の長期計画を同時に立案する。• 豊川市が整備した「平和公園」と連携し、旧太陽地球環境研究所の電波望遠鏡(旧アンテナ)付近と豊川海軍工廠(海軍兵器の生産工場)の遺構について、工廠跡地における戦後の平和利用の実例として保存に努める。• 東郷フィールドの主要建物である研究棟の老朽化対策として、大規模改修等による整備を実施し、動植物生産現場の実践教育、フィールド研修、研究フィールド、JICA研修などの「支援の場」として再生する。0742|研究教育エリアの充実3|設備更新・防災機能強化1|豊川フィールド2|東郷フィールド3-2-3 大幸キャンパス• キャンパス北側に新たに整備された交流スペース(芝生広場)における賑わいの創出や国際交流の推進のため、屋外ファニチャーの設置や留学生宿舎と連携したソフト面での検討を行う。• 2020年の大学院改組による研究組織(ユニット)の再編に対応した適正なスペース再配分(研究室・学生居室等)を推進する。また、卓越大学院(CIBoG)の拠点形成や、バーチャルホスピタル構想による 鶴舞キャンパスや岐阜大学との連携を推進するために、不足している情報インフラの増強を行う。• 営業時間の短縮などにより十分な有効活用が図られていない厚生会館の1階食堂部分について、不足する自学自習・コモンスペースへの活用など、魅力ある学生の居場所とすべく再整備を行う。• キャンパス南側のグラウンドは十分な活用が図れていないため、先端研究、産学連携、地域連携等、全学的な新事業展開エリアとしての再開発を検討し、キャンパス全体の賑わい創出を目指す。3-2-4 その他キャンパス

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