キャンパスマスタープラン2022
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次期6年間の最大のプロジェクトと言える東海機構プラットフォームは、学生の主体的な学びと多段階支援を同時に成立させる革新的な場となり、入学前から卒業後までの学生のプラットフォームとなることを目標としている。これまで大きな課題だった、学生支援拠点の形成と、飲食・自修スペースを含む学生の活動拠点の形成、機構や大学の情報発信拠点としての役割、新しい教育の実現やグリーンベルトの再生が同時に解決される、またとない機会となる。この整備を生かして、以下のような波及的計画を実行していく。• 中小規模のアクティブラーニングスペースなど、教育機能を周囲に集め、キャンパス全体の人の流れや人口の偏りを南西から中央に移動する。• 学生教職員のウェルビーイングを向上させるため、キャンパス全体へのランニング回廊やアスレチックを計画する。• グリーンベルト南北の道路を交流スペースとして再編する契機とする。東海機構プラットフォーム整備によってキャンパス中央に学生活動拠点が形成されることを契機に、グリーンベルト周辺建物の講義室の低層部集約について、関連する施設で教育研究を進める部局との協議・ 連携を前提とした具体な検討を進める。工学部7号館地区の再開発によって生み出される総長裁量スペースを活用し、「3-1-9 教育」で提示している教育の質的転換に対応した新たな教育空間を、今後の再編に先駆けパイロット的に整備する。西地区の工学部新7号館周辺から東端のリサーチパークに至る東西の通り沿いには、グローバル最先端研究の拠点施設や、産学連携施設、企業による寄附施設が整備され、集積されつつある。これらに加えて、さらなる産学連携拠点のTOIC(Tokai Open Innovation Complex)(仮称)や、重点研究分野の有望な若手研究者によるイノベーションを創出する施設などの、共創を促す連携研究拠点の整備によって点から線へと繋げ「グローバル先端研究の軸」の形成を進める。さらに、東海機構プラットフォームとも連携し、自由闊達な議論と共創の場となるスペース(コモンズ)をキャンパス全体に展開する。2023年竣工予定の工学部新7号館の整備によって、工学部7号館A・B棟、機械学科実験棟、実験実習工場 が取り壊され、北部厚生会館の機能が移転される。また、新7号館と赤﨑記念館に挟まれた場所に学生活動の拠点となる広場も整備される。この地域の北側に位置する老朽化した学生会館について改築や改修を含めた可能性を検討し、学生の課外活動拠点の再生を図る。文系地区や農学部地区の各施設は、大規模改修から20年前後が経過しているため、性能維持改修を実施するとともに、将来的な建て替えを見据えた検討を開始する。建て替えを行う場合は、仮移転スペースの確保も含めた計画が必要となるが、工学部7号館地区や東海機構プラットフォームの整備を生かしてその余地を創出していく。本部地区も老朽化が進展しているが、外部からのアクセスが良いエリアにおいて再整備計画を検討していく。0721 |東海機構プラットフォームの実現2|グリーンベルト周辺への教育スペース再編3|グローバル最先端研究拠点と産学連携研究拠点の連携4|工学部新7号館北側地区での学生課外活動拠点の再生5|文系地区や本部地区、農学部地区の再生計画の立案3-2-1 東山キャンパス3-2 各キャンパスのアクションプラン

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