キャンパスマスタープラン2022
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❺ 男女共同参画3|6か年における実施計画❶ ダイバーシティを象徴する東海機構プラットフォーム❷ キャンパス全体の国際交流スペース❸ 宿舎のセキュリティ対応と交流機能❹ 女性休養室・子育て支援スペース・トイレなどの整備課題となっていた北部食堂のエレベーター設置については、工学部新 7 号館との合築にて再開発計画を立案し、工事が開始されているのは大きな成果と言える。• ジェンダー論に関する教育・研究や資料の収蔵を目的とした寄附施設、ジェンダー・リサーチ・ライブラリー(840 m²)が 2017 年に整備され、学内外に開かれたカフェも併設されて、広く活用されている。• LGBT 等の多様性、おむつ交換や着替えにも対応した「だれでもトイレ」の整備を進めてきたが、今後もより有意義な対応を検討する必要がある。• 授乳室や女性休養室、学会などでの学外者への対応も含めた子育て支援スペースは依然として少なく、 保育園への駐車場設置については検討できていない。• 東海機構プラットフォームは、大学内外の多様な人々が集う場であり、ダイバーシティを具現化する拠点となるよう整備する。具体的には、コンテンプレーションルームや多言語に対応したインフォメーションセンターの設置、地域課題だけでなく、国際的な様々な課題に取り組むフューチャーセンター機能 の実現や、国際放送などを放映する多言語対応のカフェの設置、地下と屋上をつなぐユニバーサルデザイン※4 の徹底である。• キャンパス内に国際交流スペースを分散配置する。国際放送・新聞や世界地図、英語による大学やサークルの情報を設置し飲食可能にするなど、日常的に日本人学生と留学生が交流可能な雰囲気をつくる。留学生・日本人学生・地域ボランティアが場の運営に参加できる仕組みを検討する。ES 総合館のラウンジや工学部新 7 号館の学修スペースなどでの導入を図る。これらの空間を学生の一次支援につなげていく。• インターナショナルレジデンス東山のエントランス部分でのセキュリティを強化する。加えて、一部の留学生宿舎において、エントランス周辺等に入居者が交流できる共用スペースが十分に確保できていない宿舎があるため、留学生と日本人学生が自然と居合わせる場に改修していく。• 女性休養室(本学教職員だけでなく、学生や学外者が利用できるもの)を複数設置する。授乳や搾乳だけでなく、女性の体調不良に対応可能な、気軽に横になれるスペースも必要となる。• 子育て支援スペースの設置を検討する。• トイレは、明るく清潔かつ、防犯対策を強化していく。• 豊田講堂をはじめとした公開施設へのバリアフリーアクセスや、サイン等での英語での情報発信をさらに改善し、だれでもトイレの整備を進める。※1 グローバル・マルチキャンパス構想:部局等が蓄積してきた海外大学等とのネットワークや大学が設置する海外拠点等を有機的に 結び付け、大学のリソースの効率的・戦略的・持続的な活用を実現するとともに、各拠点等において、ニューノーマル時代の ICTを活用したトランスボーダーな教育研究活動を実現し、世界と伍する研究大学となるための礎をなす包括的な取組。※2 コンテンプレーションルーム:瞑想できるなど、多目的に活用できる空間のこと。※3 フューチャーセンター:立場や所属組織の異なる多様なステークホルダー(利害関係者)が集まり、未来志向の創造的な対話によって中長期的な課題解決を目指す協業の取り組み、あるいはその取り組みを支える施設を指す言葉。※4 ユニバーサルデザイン:障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう、都市や生活環境をデザイン する考え方069

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