キャンパスマスタープラン2022
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❷ 低炭素建築への配慮高断熱化:適所の高断熱化、ペアガラスやLow-eガラスの採用 日射遮蔽: 南面・西面に対する外部日よけの採用 自然採光:ライトシェルフ※2等による積極的な昼光利用換気設備:アースチューブ※3、外気冷房やナイトパージ※4が活用可能な換気装置の採用照明設備: LED照明、タスク・アンビエント照明※5方式の採用 空調設備:トップランナー機器※6の選択、関連する省エネルギー制御機能の採用 計量設備:建物のゾーン・使用用途毎に分析可能な計測システムの採用 設計基準:空調機器容量、外気導入量、照度等に関する適正な設計条件の設定 建物連携:建物間のエネルギー融通❸ 多様な財源を活用した抜本的な設備改修・整備• 新築・大規模改修建物では、建物は平時の省エネルギー性と有事に大きなエネルギー投入に頼らず基本機能を確保できるよう、以下の取組を積極的に反映する。また、ZEB(Zero Energy Building)基準の省エネルギー水準を目指す。と照明の照度制御の採用 自然通風:網戸や集風装置など自然換気を促す建築計画と機構の採用 • 各種補助金の獲得、ESCO事業※7や受託契約などによるエネルギー供給設備の外部化など、外部資金によるエネルギー供給設備の整備や高度化を積極的に適用する。• 創エネルギー施設は、学内財源による整備以外にも、初期費用を必要としないオンサイトサービスや自己託送事業など多様な財源を検討して整備し、再エネ自家消費率の向上を図る。※1 キャンパス・リビングラボラトリ:大学自体が社会の中で生きた実験室として機能すること※2 ライトシェルフ:窓に設ける中庇のことで、直射日光の遮蔽と窓の上部からの反射光の取り入れによる昼光利用を両立させるもの。※3 アースチューブ:地中に埋めた管や地下ピットを通して外気を建物の中に取り込むことによって、建物内を冷却または加熱することができるもの。※4 ナイトパージ:外気温度の低い夜間に建物躯体や居室に蓄積された熱を夜間の冷気で冷却することで冷房立ち上がり時の冷房負荷を軽減し、省エネルギーを図る手法。※5 タスク・アンビエント照明:室内照明において、人や書類など、照らすべき対象物(タスク)を照らす照明と、天井や壁、床などの 周辺(アンビエント)を照らす照明の両方を組み合わせること。アンビエント照明で部屋全体の最低限の明るさを確保し、作業に必要な 場所にのみタスク照明を用いることにより、節電につながる。※6トップランナー機器:省エネ法において、国内で大量に使用され、相当量のエネルギーを消費する機械器具であって、当該性能の向上を図ることが特に必要なもの26品目を特定機器として定めており、特定機器で国が定めた省エネの基準値をクリアし商品化されている うち、最も省エネ性能が優れている機器。※7 ESCO事業:Energy Service Company の略で、省エネルギーに関する包括的なサービスを提供し、発注者の利益と地球環境の保全に貢献するビジネスで、省エネルギー効果の保証等により発注者の省エネルギー効果(メリット)の一部を報酬として受け取る。057▲図3-2 キャンパスのカーボンニュートラル実現に向けた2030年までの具体的な取り組み

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