キャンパスマスタープラン2022
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❸ 駐輪場・入構二輪等への対応❹ 安全性の確保❺ 学内移動1|中期的な目標2|点検・評価と課題❶ 樹木の一元管理 • 東山キャンパスの総管理樹木数は2021年2月時点で、高木3,076本、中・低木32,478本、合計35,554本であり、10年間で約7.7%減少している。これまで、管理指針である「みどりの管理計画」に基づき樹木の維持管理を進めてきたが、2008年の作成以降改定されておらず、一部の樹木での生育状況の悪さやがけ地等の立地の問題から個別対応の必要性が認識されるなど、一部見直しの必要性が生じている。 • 建物周辺へ不足する駐輪場を計画的に整備するとともに、新営建物の計画においては駐輪場スペースも含め一体的に計画する。特に建物整備が進むリサーチパークや農学部講義棟付近では駐輪場の不足が顕著な為、重点的に検討する。• スタンドなし自転車に対応したサドル牽引式や車輪固定式の駐輪場も適宜整備し、整然とした駐輪を誘導する。• バイクプールの整備については駐車場整備と合わせて検討する。• 放置自転車等の撤去については従来の各部局対応から本部一括対応へ転換することで、放置自転車等の一層の削減を図る。• 二輪(原動機付自転車を含む)の入構整理料の徴収を行うことで、入構数自体を抑制するとともに、バイクプール整備の原資としていくことも検討する。• 道路へのハンプの設置や注意喚起のカラー舗装の整備、キャンパス出入口へのユニバーサルデザインの車止め設置など、キャンパス内の危険個所について車両全般の速度抑制対策を実施する。 • 学内交通ルールの厳格化等、ソフト面での安全対策も徹底していく。特にES総合館・NIC周辺のほか、指摘の多い農学部講義棟前での路上駐車・駐輪への取り締まりの強化を図る。• 農学部講義棟前に代表される狭隘な構内道路においては、歩車道の拡幅や車道の一方通行の設定など行うことで、歩行者・運転者ともに安心して通行できる環境を整備していく。• 学内移動については徒歩を基本とし、安全で歩きたくなる歩行空間の検討・整備を進める。• シェアサイクル等の新交通システムに関する実証実験や企業提案があれば、安全性を確認した上で積極的に導入の検討を行う。• 学内の徒歩移動の負担軽減のため、エリア毎にキッチンカーの導入や売店の設置など、運用面での対策も検討を進める。東山キャンパスは東部丘陵地に位置しており、周辺緑地とのつながりのなかで貴重な緑地群を形成してきた。今後の整備においてもこれらのつながりを重視し、緑地・生物多様性の保全を図る。また、これらの資源を適切に管理・保全・再生することにより、良好な景観形成を図るとともに、自然環境の持つ豊かさを身近に感じられるキャンパスとする。このため、2-2-3 緑地・生態系保存計画 に記載したように、自然環境保全を主とする「生態系保全ゾーン」、良好な景観的特徴の維持を主とする「景観重視ゾーン」「緑地活用ゾーン」にゾーニングすることで、整備の方向性を明確にする。0523-1-4 緑地・生態系保全

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