キャンパスマスタープラン2022
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グリーンベルトに沿ったプラットフォーム(仮称)の縁側プラットフォーム(仮称)の配置図(2022年3月時点)プラットフォーム(仮称)の配置図(2022年3月時点)を背負い西に名古屋の都心部を望む「東西の軸線」かつ「コモンスペース」として、グリーンベルトを位置付けるキャンパスのビジョンも継承に名古屋の都心部を望む「東西の軸線」かつ「コモンスペ ース」として、し続けています。1997年の、地下鉄駅に直結してグリーンベルトの地グリーンベルトを位置付けるキャンパスのビジョンも継承し続けています。下空間を開発する構想が、2005年には図書館も含めて地下化する構1997年の、地下鉄駅に直結してグリーンベルトの地下空間を開発する想に発展し、豊田講堂から都心部に向けて眺望する軸線が大学のビ構想が、2005年には図書館も含めて地下化する構想に発展し、豊田講堂ジョンを具現化していると言えるでしょう。から都心部に向けて眺望する軸線が大学のビジョンを具現化していると さて、これまで描き続けてきたこの構想が、完全にとは言えないまで言えるでしょう。 さて、これまで描き続けてきたこの構想が、完全にも、理念を継承し発展させる形で実現する見込みとなってきました。ことは言えないまで も、理念を継承し発展させる形で実現する見込みとの「東海国立大学機構プラットフォーム(仮称)」が、今回のマスタープランの6年間におけるアクションプランの核となる事業です。半地下建なってきました。この「東海国立大学機構プラットフォーム(仮称)」が、築の湾曲した屋根の下には様々な活動が■れ、緑化された屋上は並今回のマスタープ ランの6年間におけるアクションプランの核となる木に包まれた思索の場となり、並木に沿った縁側でキャンパスの南北事業です。半地下建 築の湾曲した屋根の下には様々な活動が溢れ、緑化の活動とつながります。開かれた「コモンズ」として今後のキャンパスをされた屋上は並 木に包まれた思索の場となり、並木に沿った縁側でキャ創造する端緒として位置付けられるプロジェクトです。ンパスの南北の活動とつながります。開かれた「コモンズ」として今後・・・のキャンパスを 創造する端緒として位置付けられるプロジェクトです。 次の数ページでは過去6年間に実現した施設整備の事例を写真で紹介し、その後にキャンパスマスタープラン2022の基本目標を詳しく…解説していきます。次の数ページでは過去6年間に実現した施設整備の事例を写真で 紹介し、その後にキャンパスマスタープラン2022の基本目標を詳しく解説していきます。グリーンベルトの価値の継承と創造グリーンベルトの価値の継承と創造 名古屋大学が東山キャンパスを開設した1943年当初より、渋澤元名古屋大学が東山キャンパスを開設した1943年当初より、渋澤元治治初代総長による「緑の学園」構想のもとに植樹が進められ、その後80年の間、グリーンベルトは緑豊かなキャンパスを象徴するオープン初代総長による「緑の学園」構想のもとに植樹が進められ、その後 80年スペースとして維持されてきました。1960に豊田講堂が竣工した頃はの間、グリーンベルトは緑豊かなキャンパスを象徴するオープンスまだ小さかった並木も、2012年に登録有形文化財に登録された時点ペースとして維持されてきました。1960年に豊田講堂が竣工した頃はで、100mの幅を覆う堂々たる姿に成長していました。まだ小さかった並木も、2012年に登録有形文化財に登録された時点で、 1961年には名古屋市の風地地区に指定、1993年には名古屋市景100mの幅を覆う堂々たる姿に成長していました。 1961年には名古屋観整備地区(後の景観形成地区)「四谷・山手通地区」の一部として学市の風地地区に指定、1993年には名古屋市景 観整備地区(後の景観形成内のグリーンベルトも含めて指定されました。広域の都市計画に位置付けられた貴重な開かれた緑地として、大学内外の多くの人々にとっ地区)「四谷・山手通地区」の一部として学 内のグリーンベルトも含めての価値を育て、継承してきたと言えるでしょう。て指定されました。広域の都市計画に位置 付けられた貴重な開かれた さらに、1997年に策定された本学最初のキャンパスマスタープラン緑地として、大学内外の多くの人々にとっ ての価値を育て、継承してにおいて既に「今後、グリーンベルトを歩行者を中心とした知性の創きたと言えるでしょう。さらに、1997年に策定された本学最初のキャン造と文化の中心地域として開発すべきであり、この東山キャンパスのパスマスタープラン において既に「今後、グリーンベルトを歩行者を基本的空間構成は本学の伝統として、維持発展させる必要がある」と中心とした知性の創造と文化の中心地域として開発すべきであり、明記されています。このビジョンは、その後のマスタープラン(2005,この東山キャンパスの 基本的空間構成は本学の伝統として、維持発展2010,2016)でも継承され現在に至ります。 名古屋市の東に位置する緑の丘陵地において、後ろに広大な緑地させる必要がある」と 明記されています。このビジョンは、その後のマスタープラン(2005, 2010, 2016)でも継承され現在に至ります。 名古屋市の東に位置する緑の丘陵地において、後ろに広大な緑地を背負い西

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