• 中央診療棟A・B、外来棟は、免震構造を使用し、建設後間もないため継続利用するが、30年間には、設備更新や機能劣化への対応も必要となるため、使い続けながら機能改修を行う方法を計画する必要がある。また、将来的にはこのために必要となるバッファとして中央診療棟B北側の現看護師宿舎、基礎研究棟別館エリアを想定する。• 次期附属病院再開発整備時には、「再生し続ける、人にやさしい病院」をコンセプトに持続可能な配置計画を策定し、将来の拡張性と快適性を確保する。• 老朽化した基礎研究棟、基礎研究棟別館や福利施設等の建て替えのタイミングで、医学教育研究支援センターの東エリアに図書館、福利厚生、講義室機能の集約的整備を行うとともに、医学部玄関から図書館を経て中庭に連なる交流スペースを創出する。また、基礎研究棟等の跡地は、将来的な再開発スペースとして活用する。• 医系研究棟1〜3号館の東側のエリアは、1〜3号館の大規模改修における移行先としての活用も考慮し、 研究棟を集約整備する。この際オープンイノベーションスペースを確保し、世界最高水準の教育研究及び産官学連携を推進する。• 今後のエネルギー供給計画、キャンパスのカーボンニュートラル化に向けた取組状況を見据え、現在のエネルギーセンターのあり方も含むインフラ設備の更新計画を策定する。• BCP上のボトルネックとなる設備や老朽化した設備を計画的に整備する。世界最高水準の保健学教育研究成果の創出を可能とする大型プロジェクト推進と領域融合型研究を主とする教育研究機能の強化を目指す。このため、教育・研究機能の一層の充実に向け、 既存建物を維持しつつ、建て替え想定建物も含めた再編計画を設定する。これにより、憩いの空間や緑地の創出、インフラ設備の更新などに努め、安心安全で創造的な教育・研究環境の構築を目指していく。また、他のキャンパスに比べ敷地の活用余地があるため、産学連携、地域連携等の全学的な新たな事業を想定した 将来対応スペースを確保する。• 大幸キャンパスでは、新たな社会的要請に基づく研究プロジェクトや大学院の設置等を通し、研究・人材育成において成果を上げてきた。今後はこれらの取り組みについて鶴舞キャンパス、岐阜大との連携を進めるため、情報インフラの整備を強化する。• 研究組織(ユニット)の臨機応変な再編とこれに基づく適正なスペースの再配分(研究室・学生居室等)を推進するため、老朽化した建物の改修および集約的建替え整備を行う。 • 保健学科南館の建替え整備に合わせて、エネルギーセンターなどの小規模建物の集約化を進め、老朽改善・機能回復と環境対策による高機能で安心・安全な教育研究環境として再生する。0414|研究/教育エリアの機能強化5|インフラ設備の計画的整備1| 研究/教育エリアの機能強化2-3-4 大幸キャンパス利用計画(図2-15)
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