キャンパスマスタープラン2022
44/142

❸ 教育研究交流ゾーン❹交流の拠点2|部局教育研究域1 全学教育エリア2 全学的活用エリア3 部局研究/教育エリア4 福利厚生エリア「交流の拠点」との関係を考慮し、図書館、体育施設、宿舎などが配置されるエリアである。ただし、食堂・カフェなどの交流空間は、「全学共用交流域」に沿って適宜配置されることが望ましい。各部局の教育研究スペースをつなぐ道路に沿った交流軸であり、学生教職員の憩いと、交流をうながす設えが求められる。上記の交流スペースが交わる場所に設定され、各キャンパスのシンボルともなる、 最も重要なオープンスペースが整備されるべきエリアである。各種教育研究施設の配置は、キャンパス全体のより機能的な活用を進める上で重要な課題となっている。「部局教育研究域」は、機能別に分けられた以下で構成される。なお、部局教育研究域の機能ゾーニングは2-3「各キャンパスのフレームワークプラン」に示す。学問の基礎を身につけ教養を高めるため、学部の垣根を越えて「交流の拠点」周囲に集うことを可能にする機能配置である。本部機能、学生サポート機能、情報発信機能、産学連携機能、連携研究・実験機能、病院機能などを高層化、集約化する拠点エリアである。エリアごとに各部局の教育研究機能が集約されるエリアであり、それぞれのエリアごとに講義室や実験室の集約化を図る。以上の、交流域、教育研究域という本学が継承して来た交流スペースのゾーニングの考え方は、建て詰まりの進行する各キャンパスにおいて、再認識すべき重要なフレームワークとなっている。026

元のページ  ../index.html#44

このブックを見る