キャンパスマスタープラン2022
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キャンパスマスタープラン(CMP : Campus Master Plan)は、大学がその経営理念に基づき合意形成した、 キャンパス空間の計画目標であり、継続的に実施される施設・環境整備と運用の拠りどころとなる指針である。本学の CMP は、「名古屋大学学術憲章」に掲げられた基本理念のもとで実践されるアカデミックプランを 支えるため、キャンパス全体の環境整備とその運用の観点から、長期的な視野とともに、中期的な目標達成のための戦略・計画を策定するものであり、以下のような役割をもつ。 ・大学の経営戦略やアカデミックプランの実現を、経営資源としての施設や物理的環境の側面から支援すること ・キャンパスの将来像について、学内外の関係者が共通認識をもてること ・キャンパス整備への投資に対して、必要性や緊急性をわかりやすく関係者へ提示すること ・調和のとれた景観形成と、持続可能な整備と運用のためのマネジメントを実施すること本学では、1997年から5度にわたり CMPを策定してきた。2010年の改訂からは、30年の長期的な視野でフレームワークプランを策定するとともに、中期目標・中期計画との対応関係を明確にするために、中期目標の 6 年間に実行すべきアクションプランを策定し、大学を取り巻く状況の変化に対応することとした。 今回の「キャンパスマスタープラン 2022」においても、この更新時期に合わせて、フレームワークプラン とアクションプランからなる計画を策定する。002キャンパスマスタープラン 20282004法人化 1期中期目標・中期計画 キャンパスマスタープラン2005 2010キャンパスマスタープラン2010  2期中期目標・中期計画 アクションプラン〜2015フレームワークプラン 20162022 4期中期目標・中期計画   3期中期目標・中期計画  検討 点検アクションプラン〜2021フレームワークプラン 〜2035キャンパスマスタープラン2016 〜20292028  5期中期目標・中期計画  アクションプラン〜2028フレームワークプラン2022〜2041キャンパスマスタープラン2022 ▲図1-1 アカデミックプランとキャンパスマスタープラン1-1-1 キャンパスマスタープランの役割と位置づけ1-1 アカデミックプランを支えるキャンパスマスタープラン

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