キャンパスマスタープラン2022
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3| 機構長、総長へのヒアリング• 法学部の正面玄関前で、園芸作業を通して教職員や留学生の間で交流が生まれている。同じような場が各所にあるといいのでは。• 面積を増やすには高層化が必要だと思われる。実験系で高層化するのは難しいが、文系を高層化する発想はあるか。• 情報学部は新学部になって学生定員が以前より多くなったが、学生全員が入りきる教室がほとんどなく、コロナ対策で1席おきにすると全く足りない。また、研究室のスペースも足りない。先生方が点在しているが、研究の進め方としては集まっていた方が良い。• 農学部の空調設備が限界に来ており、修理しなければいけない状況が出始めている。新築が実現すればその問題も解決できるため、早めに進めてほしい。新築して、旧建物を産連スペースとしてはどうか。❶ ヒアリング対象松尾機構長杉山総長❷ ヒアリング時期2022年4月❸ ヒアリング結果機構長、総長へのヒアリングを実施し、以下のような意見が得られた。・文科省のイノベーションコモンズは、大学だけで閉じず、地域・全国・世界に開放して共用することにより、新たな価値を創造する施設整備の基本構想である。“コモンズ”を東海機構全体のコンセプトとしたい。施設だけでなく、人も教育も、社会全体と協力して貢献していく。・名古屋大学に閉じないことが大事で、国公私立・産業界・自治体・市民等みんなが使うことを基本コンセプトとし、DU構想と連動すると良い。この地域をアカデミックゾーンとして整備し直したい。・各大学の得意分野を活かすような大学連携も今後考えていかなければいけない。117

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