キャンパスマスタープラン2022
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• 教育スペースの再編について、低層階を急に空けろと言われると困る。• 工学部新7号館への移転後の跡地を利用したグリーンベルト周りの大幅な再編について、今後どこが司令塔となって進んでいくのか等、見通しは。• 講義室については、講義形態を今後どうするかに依存する。各学部でどのような教育をしていくかも考えながらプランに反映させていくべきではないか。• 学生のメンタル等を考慮すると、講義をすべてオンラインにするのではなく、対面主体にしていかなければいけないという考え方になりつつあるが、そのことは議論されているか。• 学生が個人でオンライン面接等に使用できるスペースが不足し困っている。• 文科省や大学の執行部としては対面授業も大切という考えのため、ソーシャルディスタンスを取りながら講義室を使うことになり、講義室不足が生じる。稼働率を最大限にすることにこだわると、非常時に対応できないので、余裕を持ったスペースマネジメントができるように考え方を改めた方が良い。• 可動席化すると一つの講義室で色々な授業に対応できて良い。外から見られることによって学生の集中力が上がり、ハラスメント対策にもなるので、講義室の見える化をすると良いと思う。• 個人的には、コロナ後も100%に戻す必要はないと考えている。オンラインの方が効果のある授業や、岐阜大学と連携した授業等、ある程度はオンライン授業として残ると思われる。• 講義室のスペースマネジメントは、カリキュラム及び時間割と一体化して考えると良い。研究・執務空間• 研究スペースの確保を求めたい。• ポイントの削減により教員が減るのに伴い、必要な研究スペースも減るので、再編するだけでスペースは生み出せるはずだが、スペースを取り上げることには部局の反対があるだろう。産学連携• 企業による施設整備の促進についても、創薬と3研究所が情報交換をしながら、研究所地区全体に貢献するような建物が作れると良いと考える。• NICに入居している、産連講座等を持つ企業の中に、C-TECs、C-TEFsとの関連が強いため、もっと近い場所を借りたいという要望がある。部局間での調整ができないか。予算獲得と一体化した施設整備のプランこそが、CMPなのでは。ダイバーシティ• 国際開発のエリアは留学生が集中するエリアであり、国際ゾーンとして計画されていた時期もあったと思うが、今回のCMPでは国際性を高めることは打ち出されないのか。• ダイバーシティの観点から、授乳スペースやお祈りのスペースも考慮してほしい。• 学部生・院生問わず、留学生が居心地の良い場所を作ってあげたい。留学生が日本の情報を得やすい場を積極的に作っているとアピールできると良い。スペースマネジメント• 経営面でのキャンパスマネジメントは私大を見習うべきと考える。• スペースチャージについて、余剰スペースを返却させるためには有効であると理解しているが、運営費交付金の配分を変えずにスペースチャージを取るということは実質配分が減ることになるので、制度の運用は慎重にし、妥当なシステムを検討いただきたい。その他• 国の予算が削減されている中でどう進めていくのか。国の予算が建物の整備費だけで、運用費はないという考え方自体おかしいと思うが、それが変わる傾向はないのか。• グリーンベルトの並木にカラスが多く集まるため、特に夜間は歩きにくい。対策を検討いただきたい。116

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