キャンパスマスタープラン2022
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❸ ヒアリング結果交流スペース• 入学してくる学生にとって魅力的なものはあるか。デジタルと組み合わせた新しいキャンパスを魅力的に学生に提示する等。今の環境下で、対面や繋がりが必要なため、パブリックスペースの再編ということがあると思うが、ITの技術と合せて繋がりを持たせるようなことはできないか。交通• 安全性を考慮すると、グリーンベルト周りは駐車場より歩行者空間となっている方が良いと感じる。• 子どもの送迎や身体の問題で車が必要な人もいるので、どこかに駐車場が確保されていれば良い。• 駐車場があるためにメインストリートが歩きにくい。東海機構プラットフォームと周辺建物をつなぐ、落ち着いて気分転換できるような散策路ができると良い。• 駐輪場について、研究所地区共通のものとして創薬の前に作ってもらったが、圧倒的に不足している。土地の所有者との利害関係もあるため、大学全体で調整して目途を立てていただきたい。• 駐輪場はもともと面積が狭いうえ、電気自動車が停められて、自転車を置ける場所が更に少なくなっている。二輪と自転車が混在して面積が有効に使えていないため、運用のガイドラインもできると良い。• リサーチャーズビレッジから学外の歩道に出るのに一旦車道へ出ないといけないため、歩道から直接出入できるようにしてほしい。• 研究所地区へのアクセスが農学部からの道に限定されるが、大型車両が来ることもありすれ違うのも大変なので、補修するのはもちろんだが拡幅もできると良い。緑地・生態系保全• 樹木の老朽化対策も検討する必要がある。カーボンニュートラル化• 木質化については、成功例がないように感じるので、注意して進めていただきたい。• ZEBに取り組んでいる象徴的な建物を1つ示すとアピールになるのでは。• その建物だけ中電から再エネ由来の電力を使うことは可能か。• 公用車はゼロエミッション、EVにし、急速でなく普通充電で良いので、充電器を公用車のあるところに設置して、いつでも充電ができるようにしていただきたい。• 低炭素も脱炭素のひとつと考えると、電力の省エネ化や、二重窓、木質化等、やるべきことはまだある。• 建物を建てるとその分維持するエネルギーが必要となり、カーボンニュートラルと逆行するのではないか。• カーボンニュートラルになるような建物を建設するのはお金がかかると思うが、そのために運営費交付金が減ることになるのは構成員が納得しないのでは。財源はどう捻出するのか。環境安全衛生• アイソトープ総合センターと野依記念学術交流館の間から運動場へ向かう道が、暗いうえに坂が急なため、自転車が来ると危険。教育空間• オンライン授業で利用しやすいような、アクセスポイントがあり、落ち着いて自由に勉強できる場が散在していると良い。• 大学にとっては学生が年中キャンパスにいるという雰囲気が良いと思うので、講義室の再編と教務上のデザインを併せて、人口集中を緩和していくのが課題だと感じた。• 現状は建物が学部によって縦割りで管理されているが、将来的には講義室や演習室等を集約する形になるのか。• 建物の予算が部局単位で付くため、部局を跨いだ共通財産としてどのような建物が必要かという議論が欠けてしまうなど、共通のスペースを作ることが難しかった。115

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