キャンパスマスタープラン2022
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2|意見募集結果教職員から18件の回答を得られた。意見の概要を以下に示す。交通• 特に農学部からリサーチパークにかけてのゾーンがウォーカブルではないので改善してほしい。• 無秩序な駐車もウォーカビリティを減らすので改善してほしい。部局毎に立てる即席の派手な色の禁止札もできればなんとかしてほしい。• キャンパスエントランスについて、どのような整備をするか記載がない点が気になる。• 「車両入構許可のさらなる厳格化を行う」と書かれているが、学内の景観や台数のことだけでなく、保育園や学童保育への車での送迎など、働く教職員の環境についても検討いただきたい。• 東山キャンパス東部の研究所エリア(リサーチパーク)からキャンパス中心である駅、教養教育棟までの学内バスを運行してほしい。• 東山キャンパス、千代保稲荷側の駐車場出入口と小学生の通学路が重なるので、通学路を神社側へ変更していただくことが安全を第一に考える手段と思われる。• 超高圧電子顕微鏡施設の場所が駐車場になるプランとなっているが、大型の超高圧電子顕微鏡の性能が保証される移設場所と費用、再起動までのメンテナンス費用の負担も考慮いただきたい。緑地・生態系保全• 東山キャンパスの樹木の枝が、短期的・長期的な景観を考慮することなく伐採され、ひどい姿を見せている。安全性、景観、長期の維持を同時に考えてほしい。• 整備のされていない芝生が複数ある。長期的にどれだけの人員と予算をかけて整備するのか等、十分な検討を行っていただきたい。• この2年、豊田講堂前の芝生に立ち入ることがほとんど不可能だったが、開かれた大学、また学生が屋外でくつろぐ場所の提供という観点では宝の持ち腐れ。大学構成員への説明も含め検討をお願いしたい。• 構内の緑地保全、管理は重大な責務であるが、東山キャンパス緑地管理に携わる専門技術者は現在僅かに1名(パート)で予算的にも厳しく、プランを実行するために体制の強化を図る必要性を感じる。• 植栽計画の際に、緑地管理の視点、意見を考慮すべき。カーボンニュートラル化• 電力消費量に対する自給を考えるため、太陽電池等を積極的に整備すべきと同意する。• 老朽化した建物を改築するばかりでなく、少なくとも100年以上は建て替えることなく改修で使用可能であり、500年後には歴史的建造物になりうる建造物を考慮することはSDGsの一環になると考えられる。防災• 屋内プールを活用した貯水・浄水機能を提案する。ダイバーシティ• 多様性を包摂するキャンパスに関する内容に「人種」という言葉が使われているが、人種とキャンパスの関わりがよくわからないので、「民族・文化」などに置き換えるとよいのでは。ウェルビーイング• プールの老朽化が進んでいるので、キャンパス整備の一環として、プールを取り壊して別の運動施設への建替え、あるいはプールの大規模改修など、検討していただきたい。その他• 四谷山手通りが東山キャンパスの西部と東部の人の流れを寸断しているので、陸橋を作るとよいと思う。• 学生実験等で使う装置の老朽が激しい。装置更新のためのマスタープランが策定されたこともなく、専攻に配分された少ない講座費で賄っている。最新の技術を学ばせることができるよう対応いただきたい。111

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